シンゴさんの、ふとしたつぶやき。

100点満点採点で映画を評価した記事と、あと他愛もない雑談と。

映画

「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」(ネタバレはないが、ヒントになるような記述はあり) 「ケガの功名」という諺があるが、それを体現するにもほどがある。

今回取り上げた作品は、 最後に大きな展開が待っています。 極力ネタバレを避けるよう意識しましたが、 少々ヒントになりうるような記述(記事のサブタイトルがすでにそれ)がございますので、 作品未見の方はご注意下さい。 8月1日、なんばパークスシネマ…

「ジュラシック・ワールド」(核心部の詳細なネタバレはなし) 生命をもてあそぶな、とあれほど言ったのに、またやらかしました。

7月31日、自宅で「ジュラシック・ワールド」を鑑賞。 2015年公開。 製作国はアメリカ。 前作「ジュラシック・パークⅢ」から14年を経て作られた、 ジュラシックシリーズ第4弾である。 自身としては初鑑賞。 かつて恐竜の管理を制御できなくなり、 …

「ジュラシック・パークⅢ」 人間、生きるためならウ○コまみれの電話も使用できる。

今回の記事は、ネタバレを含みます。 作品未見の方はご注意下さい。 7月28日、自宅で「ジュラシック・パークⅢ」を鑑賞。 2001年公開。 製作国はアメリカ。 ジュラシックシリーズ第3弾で、 僕としては初鑑賞である。 この映画の内容が、 現在公開中の…

「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」を、「ジュラシックワールド/新たなる支配者」の予習として、26年ぶりに鑑賞。今見ても、やっぱり面白くない。

7月26日、 自宅で「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」を鑑賞。 1997年公開。 製作国はアメリカ。 1993年に公開され、 世界的メガヒットを記録した「ジュラシック・パーク」の続編。 監督は前作に引き続き、スティーブン・スピルバーグ。 …

「ボイリング・ポイント/沸騰」(詳細なネタバレはなし) 無理を通せば、道理が引っ込むのである。

7月25日、なんばパークスシネマにて、 「ボイリング・ポイント/沸騰」を鑑賞。 日本公開は2022年。 製作国はイギリス。 クリスマス前の超絶忙しい時期に、 イギリスのとあるレストランで繰り広げられる、 様々なトラブルや、人間模様を描いた作品。 …

「ジュラシック・パーク」を「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の予習のために、約20数年ぶりに鑑賞。今見てもやっぱり面白いわ。

7月23日、自宅で「ジュラシック・パーク」を鑑賞。 1993年公開。 製作国はアメリカ。 2022年7月29日から全国公開される、「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の予習として、 ジュラシックシリーズの初代作であり、 原点と言える「ジュ…

「炎のデス・ポリス」(ネタバレなし) 年齢のせいか、映画を見すぎてきたせいか、もうこの程度のガンアクションでは興奮できない。

7月20日、TOHOシネマズなんばにて、 「炎のデス・ポリス」を鑑賞。 日本での公開は2022年。 製作国はアメリカ。 詐欺師、殺し屋、サイコパス野郎、新米女性警察官によって、 警察署内で繰り広げられる、過激な争いを描いた作品。 --------- …

「ビリーバーズ」(核心部の詳細すぎるネタバレはなし) 信仰心VS性欲の時間無制限1本勝負の行方は?

今回の記事は、作品の内容に則って、 性的な記述が多くなっております。 そのような表現が苦手な方は、 今記事を読む事をおすすめしませんので、 前もってお知らせしておきます。 7月18日、なんばパークスシネマにて、 「ビリーバーズ」を鑑賞。 2022…

「ドリームプラン」(核心部のネタバレはなし) アメリカにもいた亀田ファミリー的な人たち。 

7月14日、 自宅で「ドリームプラン」を鑑賞。 日本公開は2022年。 製作国はアメリカ。 テニスの腕前は、ほぼ素人でありながら、 独自の育成プランを立て、 それを実行し、 2人の娘を世界的テニスプレイヤーに育て上げた父親と、その家族の物語。 そ…

「ソー:ラブ&サンダー」(ストーリーに関する重要なネタバレはなし) 何気に豪華キャスト。ナタリー・ポートマンの存在感に幾分助けられた感ありの「マイティ・ソー」第4弾。

7月11日、なんばパークスシネマにて、 「ソー:ラブ&サンダー」を鑑賞。 2022年公開。 製作国はアメリカ。 MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品「マイティ・ソー」シリーズの第4作目。 この作品については、 固有名詞を出して長々…

「モガディシュ 脱出までの14日間」(詳細すぎるネタバレはなし) 一人の男の「何やってんだ、お前・・・」な間抜けすぎる凡ミスが原因で、銃弾の雨あられ。

今回は「詳細すぎるネタバレはなし」との方針で記事を書いていますが、 「簡単に物語の概要を述べている」という意味でのネタバレはあります。 作品未見の方はご注意下さい。 7月7日、なんばパークスシネマにて、 「モガディシュ 脱出までの14日間」を鑑…

「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」 (極力ネタバレ回避) スケボー持っててよかったな。持ってなかったらどうしてた?

7月5日、自宅で「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」を鑑賞。 日本公開は2020年。 製作国は、フランス・ベルギー。 --------- 世界的ベストセラー小説「デダリュス」の待望の完結編の翻訳作業のために集められた、 9人(9カ国)の翻訳家…

「エルヴィス」(核心部のネタバレはないが、ストーリーとは別のところでちょいネタバレあり) 生まれながらにして異端。音楽のみならず、人生そのものがロックンロールだった反逆児の、激動の物語。

7月1日、TOHOシネマズなんばにて、 「エルヴィス」を鑑賞。 2022年公開。 製作国はアメリカ。 ギネス・ワールド・レコーズにおいて、 「史上最も売れたソロアーティスト」として、 音楽史に今後も永久に名を刻むであろう、 「キング・オブ・ロックンロ…

「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーン・シティ」 ゲーム発売から約26年。何で今さら、初期バイオハザードが映画化なんだろう?

今回の記事はネタバレを含みます。 作品未見の方はご注意下さい。 6月28日、自宅で「バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーン・シティ」を鑑賞。 2021年アメリカ公開。 日本公開は2022年。 製作国は、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス。…

「女子高生に殺されたい」(核心部のネタバレはなし) 「死にたい」んじゃなくて「殺されたい」らしいです。本当に人生色々ですね。

6月25日、自宅で「女子高生に殺されたい」を鑑賞。 2022年の日本映画。 進学校に赴任してきた、 一見、真面目で爽やかな見た目の高校教師が、 実は、常人には思いもつかないような「異常な願望」を隠し持っており、 その願望を実現するために、 9年…

「PLAN 75」(オチのネタバレはなし)あなたは75歳を超えたら、自分から死を選びますか?僕は、その時の自分の状態次第では選ぶかもしれん。

6月23日、なんばパークスシネマにて 「PLAN 75」を鑑賞。 2022年の日本・フランス・フィリピン・カタールの合作映画。 超少子高齢化の進んだ日本は、 高齢者問題の解決策として、 「PLAN 75」という制度を導入。 この世界初の制度は、 「満75歳に至…

「ナワリヌイ」 現実世界はフィクションとは比べ物にならないくらい恐ろしく、かつ理不尽。

今回の記事は、ネタバレを含んでいます。 作品未見の方は注意してください。 この作品の内容は、 すでに国内外でニュースとして扱われた事もあり、 なおかつドキュメンタリーなので、 「ネタバレ云々」という表現を使うのも、 自分の中で「どうなのかな?」…

「ファーザー」(詳細なネタバレはなし) 恒常的に自分が何をしているのか分からなくなる状態は、本人にとっても、まわりの人間にとっても、生き地獄。

6月18日、自宅で「ファーザー」を鑑賞。 2020年製作。 アメリカ・イギリス・フランスの合作映画。 認知症に侵され、 徐々に記憶が曖昧になり、 最終的に自分が何者なのかもわからなくなる 高齢男性を、名優アンソニー・ホプキンスが演じる。 この映画…

「ちょっと思い出しただけ」(核心部のネタバレなし) この映画を見ていたら、まさに自分のことを「ちょっと思い出した」。

6月15日、自宅で「ちょっと思い出しただけ」を鑑賞。 2022年の日本映画。 あるタクシードライバーの女と、 元ダンサーの男の恋愛を振り返る物語。 コロナ禍の現在、 その時にはすでに別れている2人が、 過去にどのようなかたちで出会い、 どのような…

「からかい上手の高木さん」(ネタバレなし) 素直に素晴らしい作品だと思う。だけど・・・

6月15日、TOHOシネマズなんばにて、 「からかい上手の高木さん」を鑑賞。 2022年の日本のアニメ映画。 男子中学生「西方(にしかた)」と、 女子中学生「高木さん」の、 2人の微妙な関係を描いた青春物語である。 原作とテレビシリーズは、僕は未見…

「ALIVEHOON アライブフーン」 小難しいストーリー展開は、一切なし。ただただドリフトの映像を楽しむための映画。

今回の記事はネタバレを含んでいます。 作品未見の方はご注意下さい。 6月13日、なんばパークスシネマにて 「ALIVEHOON アライブフーン」を鑑賞。 2022年の日本映画。 レーシングゲームで日本一に輝いた青年が、 実車を使ったレースのチームにスカウ…

「万引き家族」 血が繋がっている家族だけが「真の家族」なのか。で、それはさておき、やっぱり窃盗はいかんよ。

今回、ネタバレと言える記述があります。 作品未見の方はご注意下さい。 6月11日、自宅で「万引き家族」を鑑賞。 2018年の日本映画。 ---------- 東京の下町に住む、 ある貧しい家族。 一家の主である治(リリー・フランキー)は、 生活費…

「佐々木、イン、マイマイン」(核心部のネタバレなし) 「できるからやるんじゃねえ!できないからやるんだろ!」by佐々木

(6月10日、加筆訂正して再更新。) 6月8日、 自宅で「佐々木、イン、マイマイン」を鑑賞。 2020年の日本映画。 ---------- 売れない役者として日々を過ごす悠二。 悠二は、ある日、アルバイト先に 飛び込みの営業で訪れていた高校の同級…

「きさらぎ駅」 安いCG、ダメ、ゼッタイ。

今回、ネタバレと言える記述があります。 作品未見の方はご注意下さい。 6月6日、なんばパークスシネマにて 「きさらぎ駅」を鑑賞。 2022年の日本映画。 --------- ネット上の匿名掲示板「2ちゃんねる」に、 2004年に投稿された書き込み…

「前科者」 復讐に身を捧げても、決して悲しみは癒されない。

今回の記事は、核心部のネタバレが含まれています。 作品未見の方は、ご注意ください。 6月3日、自宅で「前科者」を鑑賞。 2022年の日本映画。 ---------- 阿川佳代(有村架純)は、 刑務所を仮出所した者たちの保護観察を担う 「保護司」と…

「帰らない日曜日」(核心部のネタバレはなし) いわゆる「悲恋もの」で、内容としては、正直なところ、上映時間1時間くらいでも終わらせることが出来そうな話。

6月2日、なんばパークスシネマにて 「帰らない日曜日」を鑑賞。 現在、日本全国で公開中の、 2021年のイギリス映画。 ---------- 名家の息子と、ある屋敷のメイドとして働いている女性の、禁断の恋の物語。 シェリンガム家という裕福な家の…

「死刑にいたる病」 久しぶりに「えー、そんなオチ?」と思ってしまった中途半端スリラー。

今回は、詳細にその内容を述べているわけではないですが、 明確にネタバレを匂わせる記述があります。 作品未見の方はご注意下さい。 5月31日、なんばパークスシネマにて 「死刑にいたる病」を鑑賞。 2022年の日本映画。 24人もの人を殺した連続殺…

「トップガン マーヴェリック」(重要部のネタバレなし) 36年前より何もかもが大幅グレードアップ。激アツ、会心の「トップガン」を超えた「トップガン」!

5月28日、TOHOシネマズなんばにて 「トップガン マーヴェリック」を鑑賞。 2022年のアメリカ映画。 --------- 1986年公開の前作「トップガン」から、 時を経ること36年。 トム・クルーズ演じる型破りな天才パイロット、 ピート・"マ…

「トップガン」 1986年公開のトム・クルーズ出世作を、公開から36年経った今、初めてちゃんと見た。

5月26日、自宅で「トップガン」を鑑賞。 1986年のアメリカ映画。 言わずと知れたトム・クルーズの大出世作である。 公開当時、僕は9歳。 「スーパーマン」や「E.T.」などの娯楽大作は、 親に映画館に連れて行ってもらったりして、 子供の頃から見…

「大河への道」(核心部のネタバレはなし) 「あれ?」と思ったツッコミ箇所が2箇所あって、それが自分の中でマイナスだったが、良い映画ではあると思う。

5月25日、なんばパークスシネマにて 「大河への道」を鑑賞。 2022年の日本映画。 -------ーー 千葉県香取市の職員である池本(中井貴一)は、 ある日の会議で、 地域の観光を活性化させるための案を求められる。 何のアイデアも持ち合わせてい…