シンゴさんの、ふとしたつぶやき。

100点満点採点で映画を評価した記事と、あと他愛もない雑談と。

2022-01-01から1年間の記事一覧

「燃ゆる女の肖像」(ネタバレあり) まさにフランス映画以外の何物でもない、フランス映画中のフランス映画。印象的なカットが数多い一本ではあったが・・・。

今回の記事には、部分的に内容を明かした記述があります。 作品未見の方はご注意ください。 9月11日、自宅で「燃ゆる女の肖像」を鑑賞。 日本公開は2020年。 製作国はフランス。 -------- 18世紀後半のフランス。 女性画家であるマリアンヌ…

「AKAI」 現在、俳優・タレントとして活躍する赤井英和の「浪速のロッキー」時代を振り返る貴重なドキュメンタリー。

9月9日、なんばパークスシネマにて、 「AKAI」を鑑賞。 2022年公開。 製作国は日本。 赤井英和氏の息子である英五郎氏が、 本作の監督を務める。 新型コロナウイルスの蔓延による緊急事態宣言によって、 ほぼ全ての仕事がストップした赤井英和氏であっ…

「ベルファスト」(重要部の詳細なネタバレはなし) 映画自体の雰囲気は中々に良いと思うのだが、最初と最後以外、いかんせんパンチに欠ける。

9月5日、自宅で「ベルファスト」を鑑賞。 2022年公開。 製作国はイギリス、アイルランド。 この作品の監督・脚本・製作を務めるケネス・ブラナーの少年時代をモチーフにした自伝的作品。 (↓ケネス・ブラナー) ケネス・ブラナーと言えば、 最近ではク…

「ONE PIECE FILM RED」(核心部のネタバレなし) ついこないだワンピースを第1話から見始めたばかりの男が、劇場版作品を見に行ったら・・・。

9月2日、なんばパークスシネマにて、 「ONE PIECE FILM RED」を鑑賞。 2022年公開。 製作国は日本。 言わずと知れた超人気漫画(アニメ)、 「ONE PIECE 」の劇場版作品である。 会社の後輩が、 「シンゴさん、『レッド』(この作品の略称)見てきまし…

「さがす」(重要部、核心部のネタバレはなし) 大阪府警ならびに西成警察署は怠慢で無能であることを暗にほのめかす、グロサスペンス。

8月30日、自宅で「さがす」を鑑賞。 2022年公開。 製作国は日本。 大阪市西成区で暮らす親子と、 連続殺人犯の数奇な関係を描いた作品。 -------- かつて大阪の西成区で卓球場を経営していたが、 現在は日雇い労働者として働く男、 原田智(…

「サバカン SABAKAN」(核心部のネタバレはなし) 友達という存在は、人生において、本当に本当に大事なものです。

8月28日、TOHOシネマズなんばにて、 「サバカン SABAKAN」を鑑賞。 2022年公開。 製作国は日本。 --------- 舞台は1986年の長崎県。 担任教師も絶賛するほど、 文章を書くことが得意で、 クラスでの人気も高い久田(ひさだ)と、 1年中…

「ロッキーVSドラゴ:ROCKY Ⅳ」(ネタバレあり) あのロボットを葬り去っただけでも点数爆上がりです。

今回の記事はネタバレを含みます。 作品未見の方はご注意下さい。 8月24日、なんばパークスシネマにて、 「ロッキーVSドラゴ:ROCKY Ⅳ」を鑑賞。 1985年作品「ロッキー4/炎の友情」を、 監督・脚本・主演を務めたS・スタローン自らが、再編集した…

「野球部に花束を」(重要なネタバレはなし) 現役、もしくは元野球部の人間なら、ある程度は「あるある」と楽しめるかも知れないが・・・。

8月23日、TOHOシネマズなんばにて、 「野球部に花束を」を鑑賞。 2022年公開。 製作国は日本。 中学まで野球をしていた黒田鉄平が、 高校に進学して髪を染め、 野球とはきっぱり縁を切る覚悟で高校デビューを果たしたものの、 上級生の勧誘に乗せられ…

「ロッキー4/炎の友情」(ネタバレあり) 約30年ぶりに見た「ロッキー4/炎の友情」。今あらためて見たら、内容スカスカ(笑)。

8月19日、自宅で「ロッキー4/炎の友情」を鑑賞。 1985年、アメリカ製作。 日本公開は1986年。 今回見た作品は、 スタローンが再編集し、 現在、映画館で上映中の「ロッキーVSドラゴ:ROCKY Ⅳ」ではなく、 1985年に製作、公開されたオリジナ…

「ロッキー3」(一部ネタバレあり) ハルク・ホーガン出演シーンをぶった斬って、クラバーの少年時代のエピソードなどを盛り込めば、良い映画になったと思う。

8月18日、自宅で「ロッキー3」を鑑賞。 今回も「ロッキーVSドラゴ:ROCKY Ⅳ」の予習のためである。 1982年公開。 製作国はアメリカ。 ----------- 前作「ロッキー2」でアポロを下し、 見事世界チャンピオンになったロッキー。 その後も…

「ロッキー2」(ネタバレあり) 今回も「ロッキーVSドラゴ:ROCKY Ⅳ」の予習としてロッキーの過去作を鑑賞。

8月18日、自宅で「ロッキー2」を鑑賞。 1979年公開。 製作国はアメリカ。 --------ーー アポロとの世界戦で敗れはしたものの、 試合前の下馬評を覆す壮絶な試合を戦い抜いた ロッキーは、一躍有名人となり、 彼の元にはCMのオファーなども…

「ロッキー」(ネタバレあり) 2022年8月19日から公開の「ロッキーVSドラゴ:ROCKY Ⅳ」に向けて、シリーズを一作目から鑑賞。

8月17日、自宅で「ロッキー」を鑑賞。 1976年の作品。 製作国はアメリカ。 シルベスター・スタローンの代表作中の代表作、 「ロッキー」シリーズの記念すべき第1作目である。 今回は、8月19日から映画館のみで公開される、 「ロッキーVSドラゴ:R…

「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」(核心部のネタバレはなし) 残念ながら、個人的には2作目「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」と双璧を成す凡作。

8月9日、なんばパークスシネマにて、 「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」を鑑賞。 2022年公開。 製作国はアメリカ。 いきなり私事で恐縮だが、 先日の記事でもご報告したように、 この映画を見終わった約6時間後、 夜の8時あたりから発熱の…

(ご報告)新型コロナウイルス発症から5日経過。右足から右下腹部あたりにかけて謎の痛み。

こんにちは。 いつも当ブログを読んでいただき、ありがとうございます。 シンゴです。 先日、お伝えした通り、 僕は新型コロナウイルスに感染してしまい、 現在、自宅にて療養中です。 発症から5日が経ち、熱は平熱に下がったものの、 未だにさまざまな症状…

新型コロナウイルスに感染したため、本日予定していた「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」のレビュー記事は延期します。

読者の皆様、 いつも当ブログ「シンゴさん日記」を読んでいただき、誠に有難うございます。 私事で大変恐縮ですが、 8月9日の夜から発熱の症状があり、 翌日10日に検査したところ、新型コロナウイルス陽性と診断されました。 現在、自宅療養中です。 「…

「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」(重要部のネタバレはなし) これを見たら「焦げつかないフライパン」を、一瞬使いたくなくなってしまったのだが・・・。

8月6日、 自宅で「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」を鑑賞。 2019年アメリカ製作。 日本公開は2021年。 --------ー アメリカを代表する化学企業である、 「デュポン社」を訴えた弁護士の物語。 事の始まりは、1998年、 ロブ…

「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(核心部のネタバレはなし) 最後の最後に「おい!それは絶対、あかんやろ!」の超ちゃぶ台返し

8月3日、自宅で「ジュラシック・ワールド/炎の王国」を鑑賞。 2018年公開。 製作国はアメリカ。 ジュラシックシリーズ第5弾。 ---------- 前作「ジュラシック・ワールド」の惨劇から 3年が経ち、 恐竜テーマパークのあった島は、 再び恐…

「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」(ネタバレはないが、ヒントになるような記述はあり) 「ケガの功名」という諺があるが、それを体現するにもほどがある。

今回取り上げた作品は、 最後に大きな展開が待っています。 極力ネタバレを避けるよう意識しましたが、 少々ヒントになりうるような記述(記事のサブタイトルがすでにそれ)がございますので、 作品未見の方はご注意下さい。 8月1日、なんばパークスシネマ…

「ジュラシック・ワールド」(核心部の詳細なネタバレはなし) 生命をもてあそぶな、とあれほど言ったのに、またやらかしました。

7月31日、自宅で「ジュラシック・ワールド」を鑑賞。 2015年公開。 製作国はアメリカ。 前作「ジュラシック・パークⅢ」から14年を経て作られた、 ジュラシックシリーズ第4弾である。 自身としては初鑑賞。 かつて恐竜の管理を制御できなくなり、 …

「ジュラシック・パークⅢ」 人間、生きるためならウ○コまみれの電話も使用できる。

今回の記事は、ネタバレを含みます。 作品未見の方はご注意下さい。 7月28日、自宅で「ジュラシック・パークⅢ」を鑑賞。 2001年公開。 製作国はアメリカ。 ジュラシックシリーズ第3弾で、 僕としては初鑑賞である。 この映画の内容が、 現在公開中の…

「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」を、「ジュラシックワールド/新たなる支配者」の予習として、26年ぶりに鑑賞。今見ても、やっぱり面白くない。

7月26日、 自宅で「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」を鑑賞。 1997年公開。 製作国はアメリカ。 1993年に公開され、 世界的メガヒットを記録した「ジュラシック・パーク」の続編。 監督は前作に引き続き、スティーブン・スピルバーグ。 …

「ボイリング・ポイント/沸騰」(詳細なネタバレはなし) 無理を通せば、道理が引っ込むのである。

7月25日、なんばパークスシネマにて、 「ボイリング・ポイント/沸騰」を鑑賞。 日本公開は2022年。 製作国はイギリス。 クリスマス前の超絶忙しい時期に、 イギリスのとあるレストランで繰り広げられる、 様々なトラブルや、人間模様を描いた作品。 …

「ジュラシック・パーク」を「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の予習のために、約20数年ぶりに鑑賞。今見てもやっぱり面白いわ。

7月23日、自宅で「ジュラシック・パーク」を鑑賞。 1993年公開。 製作国はアメリカ。 2022年7月29日から全国公開される、「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の予習として、 ジュラシックシリーズの初代作であり、 原点と言える「ジュ…

「炎のデス・ポリス」(ネタバレなし) 年齢のせいか、映画を見すぎてきたせいか、もうこの程度のガンアクションでは興奮できない。

7月20日、TOHOシネマズなんばにて、 「炎のデス・ポリス」を鑑賞。 日本での公開は2022年。 製作国はアメリカ。 詐欺師、殺し屋、サイコパス野郎、新米女性警察官によって、 警察署内で繰り広げられる、過激な争いを描いた作品。 --------- …

「ビリーバーズ」(核心部の詳細すぎるネタバレはなし) 信仰心VS性欲の時間無制限1本勝負の行方は?

今回の記事は、作品の内容に則って、 性的な記述が多くなっております。 そのような表現が苦手な方は、 今記事を読む事をおすすめしませんので、 前もってお知らせしておきます。 7月18日、なんばパークスシネマにて、 「ビリーバーズ」を鑑賞。 2022…

「ドリームプラン」(核心部のネタバレはなし) アメリカにもいた亀田ファミリー的な人たち。 

7月14日、 自宅で「ドリームプラン」を鑑賞。 日本公開は2022年。 製作国はアメリカ。 テニスの腕前は、ほぼ素人でありながら、 独自の育成プランを立て、 それを実行し、 2人の娘を世界的テニスプレイヤーに育て上げた父親と、その家族の物語。 そ…

「ソー:ラブ&サンダー」(ストーリーに関する重要なネタバレはなし) 何気に豪華キャスト。ナタリー・ポートマンの存在感に幾分助けられた感ありの「マイティ・ソー」第4弾。

7月11日、なんばパークスシネマにて、 「ソー:ラブ&サンダー」を鑑賞。 2022年公開。 製作国はアメリカ。 MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品「マイティ・ソー」シリーズの第4作目。 この作品については、 固有名詞を出して長々…

「モガディシュ 脱出までの14日間」(詳細すぎるネタバレはなし) 一人の男の「何やってんだ、お前・・・」な間抜けすぎる凡ミスが原因で、銃弾の雨あられ。

今回は「詳細すぎるネタバレはなし」との方針で記事を書いていますが、 「簡単に物語の概要を述べている」という意味でのネタバレはあります。 作品未見の方はご注意下さい。 7月7日、なんばパークスシネマにて、 「モガディシュ 脱出までの14日間」を鑑…

「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」 (極力ネタバレ回避) スケボー持っててよかったな。持ってなかったらどうしてた?

7月5日、自宅で「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」を鑑賞。 日本公開は2020年。 製作国は、フランス・ベルギー。 --------- 世界的ベストセラー小説「デダリュス」の待望の完結編の翻訳作業のために集められた、 9人(9カ国)の翻訳家…

「エルヴィス」(核心部のネタバレはないが、ストーリーとは別のところでちょいネタバレあり) 生まれながらにして異端。音楽のみならず、人生そのものがロックンロールだった反逆児の、激動の物語。

7月1日、TOHOシネマズなんばにて、 「エルヴィス」を鑑賞。 2022年公開。 製作国はアメリカ。 ギネス・ワールド・レコーズにおいて、 「史上最も売れたソロアーティスト」として、 音楽史に今後も永久に名を刻むであろう、 「キング・オブ・ロックンロ…