シンゴさん日記

100点満点採点で映画を評価した記事と、あと他愛もない雑談と。

エンタメ

【ネタバレあり】「あまろっく」 僕はこの映画を見て「社長という存在は、とにかく従業員に給料を毎月ちゃんと払いさえしていれば毎日遊び呆けていても構わない」ということを学びました。 

「あまろっく」を鑑賞。 100点満点で、79点。 ※今回はネタバレありです。未見の方はご注意。 兵庫県の尼崎を舞台にした人情劇。 笑福亭鶴瓶演じる、妻に先立たれた下町の鉄工所の社長(65)が、中条あやみ演じる20歳の美人女性と再婚し、 江口のり…

【ネタバレはあらすじ程度】「ソウルフルワールド」 あらゆる面で感動した作品だが、マニアックな部分で言うと楽器演奏のアニメーションの精緻さに驚愕した。

「ソウルフルワールド」を鑑賞。 100点満点で、97点。 数年前の完成当初は劇場にて公開予定であったが、その当時、コロナ禍の直撃によって劇場での公開を断念。 2020年にDisney+で配信されたが、2024年に、晴れて映画館での公開が実現した作品…

【ネタバレあり】「ラブリセット 30日後、離婚します」 長年独身者の僕はこの映画を見て、「やはり結婚は人生におけるトップクラスのギャンブル」と思いました。

「ラブリセット 30日後、離婚します」を鑑賞。 100点満点で、77点。 ※今回もネタバレありです。未見の方はご注意。 離婚調停中の夫婦が交通事故に遭ってしまい、二人同時に記憶喪失になってしまう話。 憎しみ合っていた二人だが、記憶喪失になったの…

【ネタバレあり】「流転の地球 太陽系脱出計画」 人類は生き残りをかけて地球ごと太陽系から離れることにした・・・って、いや重力のバランス崩れて全員死亡でしょ(笑)。

「流転の地球 太陽系脱出計画」を鑑賞。 100点満点で、63点。 ※今回ネタバレを含みます。未見の方はご注意。 この作品は、現在Netflixで絶賛配信中のドラマ「三体」の原作者である劉慈欣(りゅう・じきん、又はリウ・ツーシン)の書いた「さまよえる地…

【ネタバレあり】「オッペンハイマー」 オッペンハイマー博士の生涯を見せる素材としては、2024年2月に放送された「映像の世紀・バタフライエフェクト」の方が、この映画よりよっぽど分かりやすかった。

「オッペンハイマー」を鑑賞。 100点満点で、58点。 ※今回はネタバレしています。これから楽しみにしている方は閲覧注意。 世間的にはどうか知らないが、個人的には「ようやく見れる」という気持ちで、待ちに待った「オッペンハイマー」。 しかしフタを…

【ほぼネタバレなし】「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」 「上手いな」と思ったけど、おんたんが喋っている時、あのちゃんの顔が思い浮かんで仕方がなかった。

「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」を鑑賞。 100点満点で、58点。 原作の漫画は未読。 今作は前章ということで、2024年の5月に後章が公開されるようだが、 個人的にこの前章の印象は、前フリというか、「導入編」といった感…

【ネタバレあり】「ARGYLLE/アーガイル」 「よくこんな話が思いつくな」と脚本家のスキルに舌を巻く爽快スパイムービー。

「ARGYLLE/アーガイル」を鑑賞。 100点満点で、88点。 ※今回も部分的にネタバレがあります。未見の方はご注意。 これは思っていた以上に面白かった。 自分なりに、「こういうオチじゃないか?」と、要所要所で予想しながら見ていたが、そんな素人の予…

【ネタバレあり】「変な家」 今年僕が見た映画でワースト1筆頭。これこそ「はよ警察に相談しに行けよ」とツッコミ不可避。

「変な家」を鑑賞。 100点満点で、20点。 ※今回は大いにネタバレし、なおかつかなりボロクソに書いています。 未見の方、そして素直にこの映画が良かったと思った方は、今記事を読まない事をおすすめします。 僕は全然知らなかったのだが、今作は、 3…

【ネタバレに近い記述あり】「デューン 砂の惑星PART2」 個人的に砂の惑星に住む人は風呂に入っているのかどうかが気になった(まあどうでもいいのだが)。

「デューン 砂の惑星PART2」を鑑賞。 100点満点で、73点。 ※あからさまなネタバレはしていませんが、それに近い書き方をしているので未見の方はご注意。 2021年の秋に公開されたPART1から、約2年半近くを経て、ついにPART2が公開された。 原作…

【ネタバレあり】「DOGMAN ドッグマン」 作品の本筋とは関係ないが、あるシーンで阪神タイガースのレプリカユニフォームを着た輩が一瞬映ってると思う。いや、なんでここで阪神なん?(笑)。

「DOGMAN ドッグマン」を鑑賞。 100点満点で、72点。 ※今回もネタバレしていますので、未見の方はご注意。 幼少期から少年期にかけて父親に虐待され、半身不随になった男が、 長年世話をしてきた犬たちと共に過ごした自身の半生を振り返る、という内容…

【ネタバレあり】「ゴールド・ボーイ」 年の差サイコパス対決の結末は・・・。

「ゴールド・ボーイ」を鑑賞。 100点満点で、85点。 ※今回はネタバレがあります。未見の方は読まない方がいいですよ。 「悪童たち」という中国の小説が原作で、中国ではドラマ化もされたという。 途中から「おー、そういう流れに行きますか」と唸りつつ…

【ネタバレあり】「コットンテール」 「奥さん、なぜこの男に惚れたんだ?」と思うくらい、主人公のオヤジの支離滅裂ぶりに感情が振り回される一本。

「コットンテール」を鑑賞。 100点満点で、73点。 ※今回、ネタバレを含んでいます。未見の方はご注意。 妻に先立たれて自暴自棄になっているオヤジをリリー・フランキーが演じる。 妻が遺言として残した手紙に、 「私の遺骨をイギリスのウインダミア湖…

【詳細なネタバレはなし】「犯罪都市 NO WAY OUT」 お金をそこそこにかけた韓国版Vシネマでした。

「犯罪都市 NO WAY OUT」を鑑賞。 100点満点で、49点。 「エターナルズ」というハリウッド作品に、ヒーローの一人として出演していた韓国系アメリカ人の俳優マ・ドンソクが、 やたらと腕っぷしの強い刑事として登場し、パワーのゴリ押しで事件を解決す…

【ネタバレあり】「ネクスト・ゴール・ウィンズ」 少し喩えが古いが「勝つと思うな、思えば負けよ(by美空ひばり)」なサッカー物語。

「ネクスト・ゴール・ウィンズ」を鑑賞。 100点満点で、70点。 ※今回、ネタバレしてます。未見の方はこの後の本文を読まない方がいいです。 2001年のサッカーWカップの予選で、オーストラリア相手に、31−0というサッカー史上に残る記録的得点差…

【ネタバレあり】「身代わり忠臣蔵」 思いのほか面白かったけど・・・、最後の方は・・・。

※今回、かなり詳細にクライマックスシーンのネタバレがあります。 未見の方は読まない方がいいです。 「身代わり忠臣蔵」を鑑賞。 100点満点で、70点。 ムロツヨシが吉良上野介と、上野介と瓜二つの上野介の弟・孝証(たかあき)の一人二役を演じる、コ…

【ネタバレあり】「夜明けのすべて」 夜空に輝く星たちのように、闇に包まれてこそ見えてくるものがある。

夜明けのすべて」を鑑賞。 100点満点で、86点。 ※ネタバレしているので、未見の方はこれ以降はご注意。 パニック障害に苦しむ男性と、月経前症候群に苦しむ女性の物語。 僕自身は原作小説は未読。 ハラハラするような場面がいくつもあり、中盤あたりか…

【ネタバレなし】「コット、はじまりの夏」 子供にとっては、大切に思ってくれる大人こそが「親」なのだ。

【私的なことで申し訳ないですが、この記事を書こうとしている今日は軽くうつ状態なので、非常に短いです】 「コット、はじまりの夏」を鑑賞。 100点満点で、78点。 アイルランドの田舎に住む、コットという名の寡黙な少女が、夏休みの間だけ、親戚夫婦…

【ネタバレなし】「ダム・マネー ウォール街を狙え!」 株式投資は、命が惜しければ、基本的に現物買いで行きましょう。

「ダム・マネー ウォール街を狙え!」を鑑賞。 100点満点で、50点。 2021年にアメリカの株式市場で起きた「ゲームストップ事件」を描いた作品。 多くの日本人で、この「ゲームストップ事件」を知っている人は、恐らく少数派ではないかと思う。 日本…

【ちょっとした呟き】松本人志不在の水ダウを見て、「寂しい」と思ってしまった悲しき元松本信者。

先週の水ダウの飲食店企画は、個人的にウンザリしてしまったが、今週の「クロちゃん100万円見つけられるか?緊急生放送込み」は、打って変わって、それなりにけっこう楽しめた(主に後半の生放送部分)。 クロちゃんという芸人のことが気持ち悪くて仕方が…

【ネタバレあり】「哀れなるものたち」 男たちによって「生」と「性」を弄ばれた一人の女性の逆襲。

「哀れなるものたち」を鑑賞。 100点満点で、84点。 (今回はネタバレを含みます。未見の方はご注意) 久しぶりのR−18指定作品の鑑賞。 「マリグナント 狂暴な悪夢」以来だと思う。 あの映画は、ジャンルとしてはホラー映画であり、自分が子供の頃に…

遅ればせながら、水ダウの飲食店企画を見たけど、ありゃダメだわ。

炎上して話題になっていた「水曜日のダウンタウン」の、 「一度もテレビに取材されたことがない飲食店を4回連続で当てないと帰れません」企画を録画していたので見た。 僕はかねてから、基本的にはこの番組のファンであったが、そんな僕でさえ「あ、これは…

【ネタバレなし】「ゴールデンカムイ」 ゴジラ−1.0に続き「日本映画、イケるやん」と唸った快作。

「ゴールデンカムイ」を鑑賞。 100点満点で、90点。 2014年から2022年まで、週刊ヤングジャンプにて連載されていた漫画が原作。 僕としては、去年か一昨年前くらいかに、自宅近くの駅に、「ゴールデンカムイ展」の告知ポスターが貼られているの…

【ネタバレあり】「さかなのこ」 子供の好きなものを否定しない親には、宝くじの1等に当たったくらいの感謝をしないといけないと思う。

「さかなのこ」を鑑賞。 100点満点で、81点。 今回の記事はネタバレがあります。未見の方はご注意。 タレント、魚類学者、イラストレーターなどの肩書を持ち、日本を代表する「魚博士」として有名な、さかなクンの半自伝的映画である。 実際のさかなク…

(オチ以外でほんの少しネタバレあり)「カラオケ行こ!」 X JAPANの「紅」は、裏声で歌ってはいけません。

「カラオケ行こ!」を鑑賞。 100点満点で、70点。 原作漫画の存在は知っていたが未読。 そこそこに楽しめたし、面白かった。 歌が上手くなりたいヤクザが、合唱部所属の中学生に指導を仰ぐという、漫画ならではの設定とも言える内容で、その時点ですで…

【詳細なネタバレなし】「コンクリート・ユートピア」 世界の終わりのような出来事に直面して、生き残ってしまったがゆえの悲惨さが容赦なく描かれる。

「コンクリート・ユートピア」を鑑賞。 100点満点で、69点。 地震にしてはあまりにも巨大すぎる、巨大隕石でも落ちてきたのか?と思わせるような災害に見舞われた韓国の地で、奇跡的に倒壊を免れた、たった一棟のアパート(日本でいうところの「マンシ…

まっちゃんも言いたい事があるなら、たむけんみたいに対応すべきだった。

↓以下の文は中日スポーツから引用。 たむらは松本を接待するために飲み会を開き、女性を紹介したと報じられた。 これにたむらは「飲み会があったというのは事実」「記事に書かれているようなこと(性行為)を目的としたものでは決してなくて、僕の感覚では『…

松本人志、活動休止へ。個人的には事実上の引退かと思う。

松本人志、遂に活動休止へ。 僕は事実上の引退だと思う。 裁判の完了まではどれくらいの時間がかかるか推測できない。 芸能人として、いつまで続くか分からないブランクは、問題が問題だけに、確実に商品価値を落とすことになる。 性的な行為があったとして…

松本人志の「とうとう出たね。。。」について(ほぼ殴り書きなので、読みづらい事はご容赦下さい)。

松本人志の「とうとう出たね。。。」ポストだが、これってさ、ホテルでの飲み会自体はあったという事は認めたってことよね? じゃあ、吉本興業は「一切の事実無根」と発表したけど、それとは矛盾するよね? 飲み会なら別に「超高級ホテルのスイート」でなく…

【詳細なネタバレなし】「宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました」 当選宝くじへの執着心は、イデオロギーの壁を超える。

「宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました」を鑑賞。 韓国産のコメディ映画である。 やたらと長くて説明的なタイトルの邦題だが、韓国での原題は短く、「6/45」。 6/45とは、韓国の宝くじ(ロト)の名称のようで、文字通り45個の数字の中…

【ネタバレなし】「PERFECT DAYS」 今の自分にできる事をちゃんとやる。人生は結局それに尽きると感じた。そして、それはそれで「完璧」なんだと思う。

「PERFECT DAYS」を鑑賞。 100点満点で、71点。 東京でトイレ清掃業に従事する男性の日常を描いた作品である。 結論的に、良い作品だと思ったが、もし他の人に、「この映画、私は面白いと思わなかったんですけど、これのどこが面白いんですか?」と言わ…