お久しぶりです。
シンゴです。
突然のブログ更新無期限休止宣言から、
およそ1ヶ月弱。
「更新復活」という事ではございませんが、
今回は、イヤホンを試聴した話を何となく書きたくなったので、久しぶりに投稿します。
この投稿をきっかけに、また都度更新をしていくかどうかは、自分でも不明です。
何も決めていません(笑)。
なお今回の記事は、
ワイヤレスイヤホンを始めとする様々な音響製品やIT製品のレビューを、
動画サイトやブログで数多く発信している、
いわゆる「ガジェット系レビュアー」さん達のような「ガチ」な記事ではございません。
そして、この記事が、
特定のメーカーの、特定の製品を推すためのステマ記事のように思われるのも癪(しゃく)なので、
商品画像こそあれど、記事内に通販サイトのリンクなどは一切貼っていません。
「音楽好きの、一人の名もなき男の、独断と偏見に基づいた日記」
というスタンスで書くつもりなので、
読者の皆さんの中で「自分の持っている製品が正当に評価されていない」とお感じになっても、どうかお怒りにならないでください(笑)。
僕自身は「こいつの耳はセンスがない」と思われても一向に構いませんし、
肩の力を抜いて「そんな意見もあるのね」と、気楽に読んでいただけたら幸いです。
では、本文に移りますが、ここから先は、
以前の映画レビュー時のように「ですます」口調を排して書き綴っていますので、ご了承下さいませ。
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10月12日、大阪を代表するメディア街であり、サブカルチャー発信地でもある日本橋の、
とあるイヤホン専門店に、
市場価格が2万円台後半を下らない、
いわゆる「ハイエンドクラス」と呼ばれる類いの完全ワイヤレスイヤホンを、
いくつか試聴しに行った。
現在、僕が所有しているのは、
テクニクスの「EAH-AZ60」。


市場価格は、この記事を書いている現時点で2万7千円前後。
ノイズキャンセル、外音取込み、マルチポイント機能搭載・・・と、
いわゆるこの界隈で「全部入り」と呼ばれる部類に入るイヤホンである。
音質は非常に気に入っている。
音の解像度が高く、非常にメリハリの効いた音を楽しめるイヤホンとして、
買った当初から大いに気に入っているのだが、
ノイズキャンセルと外音取込み機能に、
いささかの物足りなさを感じているのが正直なところ。
音楽をじっくり聴きたい時には、
このEAH-AZ 60を今後も使用していきたいとは思っているものの、
仕事の休憩時間には、
人の行動によって起こる物音や、その他様々な環境音から隔離された静かな環境で過ごしたい、
と思っている人間なので、
強力なノイズキャンセリング機能を備えたイヤホンを、
これとは別にひとつは持っておきたい、
と考えていたわけである。
という事で、筆頭候補に上がるのが、
先月下旬に発売されたアップルの「AirPods Pro 2」と、
BOSEの「QuietComfort Earbuds II」である。


僕はiPhoneとApple Watchを普段愛用しているのだが、
アップル製品持ちとしては、
先月発売したアップルのAirPods Pro 2の性能については、
やはり気になるところ。
そして、これらの商品に加えて、
今回僕が考えていた商品購入の動機と、
いささか方向性が異なるのだが、
NOBLE社の「FoKus PRO」という製品についても前から気になっていた。

これは完全ワイヤレスイヤホンとしては破格の
市場価格5万円超えの製品でありながら、
ノイズキャンセルも外音取込みもなし。
おまけに防水性能もなし(さすがに電話などの通話はできる)という、
まさに「持てる力を音質の追求に全振り」した、ある意味かなり極端な製品である。
というわけで今回は、行ったついでにという事でもないのだが、
この上記3製品以外にも、他の色んなメーカーのイヤホンを試してみた。
ちなみに試聴に使用した曲は、
僕が愛してやまないPassCodeの名曲中の名曲「ONE STEP BEYOND」である。
再生環境は、すべての製品をApple Watchとペアリングして聴いている。
再生コーデックとしては、
Apple Watchの親機がiPhoneなので、AACという事になるのだが、
ここからの記述が重要で、
これは現在進行形で僕が実感している、僕のほぼ間違いない感覚として、
完全ワイヤレスイヤホンは、iPhoneとApple Watchを所持しているアップルユーザーの場合、
iPhoneとBluetooth接続するよりも、
「Apple Watchと接続して、ミュージックリストの中の『iPhone上』ではない、Apple Watch側からのリストから再生すると、どのワイヤレスイヤホンを使用しても、なぜか音の解像度が上がる」のだ。
これについては、
僕も今年の3月にApple Watchを購入して、色々といじっているうちに「あれ?こっちの方(Apple Watchと接続)が音良いぞ」という事に気がついたのだが、
なぜApple Watchと接続した方が「音が良くなる」のか、
未だに原因が分からないし、
ネットで検索しても、このような実例を述べたページを見つけた事がない。
Twitterで、この現象を述べたツイートをしたところ、
数人の方から「いいね」をされたので、
僕の推測に過ぎないが、
その方たちも僕と同じ事を実感されている可能性が高いと思われる。
誰か、この謎の現象について知っている方がいらっしゃれば、是非ご連絡をいただきたいと思っている(実はこの件について後日、原因が判明。詳細は以下のリンクの記事で↓)
https://shingosan.hateblo.jp/entry/2022/11/16/231721
さて・・・、前置きはこのくらいにして、
本題に移らせてもらうが、
今回試聴したイヤホンについての感想は、
あくまで「僕はこう感じたよ」という自身の個人的感覚によるものなので、
ワイヤレスイヤホンをお探しの方は、
僕の意見は参考程度に留めておいて、是非、実機を手に取って試聴してもらえたら、と思う。
まず、記事タイトルにもある破格の5万円超えイヤホン、
NOBLE「FoKus PRO」の感想を、結論から言おう。
NOBLE「FoKus PRO」の音質は・・・
「あ、こんなもんなんや」である(笑)。
この製品については、
イヤホン界隈ではそれなりに名の知れている、とあるユーチューバーの方が、
この製品に対して「鳥肌が止まらない!」と興奮と共に感想を述べており、
僕も「そんな代物なら、俺も聴いてみたいわ」と思って試聴してみたのだが、
僕のファーストインプレッションとしては、
「ほーん・・・。まあ良いけど・・・それでもこんなくらいかあ・・・」と、
ちょっと拍子抜けである。
他の多くのユーチューバーのレビューでも、
「音の圧はすごい」し、
「音の密度は濃い」し、
「音の解像度」も高いと、皆一様にこの製品を褒めている。
確かに「高品質」である。
しかし、正直な感想として、
これなら僕が現在所有しているテクニクス「EAH-AZ 60」も決して負けていないぞ、と思ってしまった。
今回はあくまでも「店内での限られた時間内での試聴」という事もあって(あんまり長居すると、他のお客さんやお店に迷惑をかけるからね)、
色んなジャンルの色んな音の傾向の曲を試せたわけでもないし、
各製品のアプリのイコライザーをいじっていない「フラット」な音で聴いていて、
NOBLE社曰く「50時間から100時間の使い込み(いわゆるエージングというやつ)で、この製品は本来のポテンシャルを発揮する」
という事なので、
一概に「テクニクスの方が良いんじゃね?」とは言い切れない部分があるとは思うが、
個人的には思ってたより「凄い差」は感じなかった。
なので、これに5万円以上は今回は出さないかな?
良い音なのは間違いないとは思うが・・・。
ちょっとこれについては、
事前に良い評判を見聞きしすぎて、自分の中でハードルが上がり過ぎたのかもしれない。
ただ、もしこの時点で「これはすげえええ!」となっていたら、
当初の動機に当てはまらない「イレギュラーな買い物」をしてしまった可能性があるので(なんせ5万円以上のイヤホンである。しかも完全ワイヤレスは有線イヤホンと違って、バッテリーが寿命を迎えれば、ただのゴミと化すのだ)、
この時点で「ま、今回は見送りやね」となったのは、
自分の資産を防衛したという意味では、良かったのかもしれない(ポジティブ)。
というわけで、NOBLEは以上である。
そして次に試してみたのが、
ゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless 3」。

画像では確認できないが、現時点での市場価格は3万6千円ほど。
これも、業界やユーザーの間では「最高音質」とされている機種なのだが、
僕の印象では「音うっすいなあ・・・。なんか、いまいちパワーがないなあ」である。
音の解像度は確かに高いと思うが、
いかんせんパワーを感じない。
今回、試聴に使ったPassCodeのような「圧が強め」の楽曲ではなおさらである。
もしかしたら、このイヤホンの繊細な音は、
ジャズやクラシック、あるいはポップスでも、バラード調でボーカルメインに聴かせる楽曲なんかと相性がいいんじゃないのかな?と思ったりした(めちゃくちゃ素人感溢れる意見ですみません。見当違いかもしれない事は認めます)。
次は、
BOSEの「QuietComfort Earbuds II」。

こっちも価格は3万6千円前後。
「世界最強のノイズキャンセリング」が売りの、
ついこないだ発売されたばかりの新製品である。
さっそくケースから取り出し、
耳に装着すると「ブォン」という効果音が広がり、
次の瞬間訪れたのは・・・明らかな「静寂」である。
「うわ・・・。すげぇ・・・・」
お店の中は基本静かめで、客も少なく、
「喧騒」というレベルにはほど遠い環境ではあったが、
着けて間もなく「周りのあらゆる雑音が消える」この感覚は凄い。
もちろん「全くの無音」ではないが、
「これが世界最強のノイキャンか・・・」と、
ちょっとこれは感動するレベルである。
背中側から普通の声の大きさで誰かに声を掛けられても、
すぐには気がつかないレベルにまで
周りのノイズをカットしているように思われるので、
これを着けて街を歩いていると、
後ろからやってくる自転車や車に気が付かず、
少々危ないのではないか?と妙に不安も覚えるのだった。
音質については、
実はあまり期待していなかったが
(期待していなかった分、ハードルが下がったのかもしれないが)、
思いのほか自分としては結構好みの音である。
多くのレビューで見られたように低音の出具合が非常に気持ち良い。
解像度や分離感という観点では、
やはりテクニクスEAH-AZ 60にはあと一歩及ばない感じだが(あくまで僕の印象です)、
「これはこれで、聴いていて楽しい」と思える音だった。
少し残念なのは、外音取込みモードにした時に、
まわりの音が若干小さく聞こえた(ように感じた)ことと、
外音取込みとノイキャンを切り替える時に長押しタップをするのだが、
この長押しをしている少しの時間が、ちょっと気持ち長く感じてしまう。
このあたりの切り替えは、
パッ、パッとワンタップで乗り切りたいところ。
その点、EAH-AZ 60は、
ワンタップで切り替えられるように設定できるので、非常に楽である。
しかしEAH-AZ 60のノイキャン性能は、BOSEのそれに遠く及ばない。
BOSEが100点満点中で、
99.5点だとすると、
EAH-AZ60は、70点くらいか。
できるだけ静かな環境で、
YouTube動画を見たい、
英語のリスニングをしたい、
音楽を聴きたいと思っている僕には、
今回のBOSEは、かなりアリだ。
イヤホンの装着感もすごく良かったし、
ケースが若干大きいかな?と思うものの、
イヤホン本体含めてデザインもカッコいいと思うので、
今回試聴した事で、ちょっと欲しくなっている自分がいる。
そして次に試聴したのは、
ギターアンプの老舗メーカーとして、
プロアマ問わずギターを弾く人間ならまず知らない人間はいない、
と断言できるマーシャル社の「Motif A.N.C」。

価格は2万9千円前後。
音は良い。かなり良いと思う。
低音域、中音域、高音域それぞれが非常にバランスよく鳴っており、音の粒立ちも明瞭。
一言で言うと「とてもハツラツとした音」である。
音質は今回、試聴した中で一番好きかもしれない。
ケースもコンパクトで、デザインや質感も、
あのマーシャルアンプの雰囲気が反映されているような感じで、
個人的には目を引くものがあったのだが、
少し気になったのは、
イヤホンが若干取り出しにくく感じた事と、
そしてケースに収納する時も、ちょっと収めにくさを感じた事(収める時は、イヤホンの向きをどちらにすればスッとスムーズに収まるか、一瞬わからなかった。まあ、もちろん一瞬だが)。
この辺りについては、
使い慣れればどうって事はないのだろうが、
完全ワイヤレスイヤホンの強みや醍醐味は、
「取り回しの良さ」であると思っているので、
この(僕にとっての)取り出しにくさと収めにくさは、少々気になるところだ。
最初に紹介したNOBLE「FoKus PRO」も若干取り出しにくかったが(指が滑る。収めにくさについてはそうでもない)、
マーシャル「Motif A.N.C」は、
その収納の煩わしさが減点である(※注 実はこの「取り出しにくさ」については、後に僕の勘違いにより、誤認があった事が判明。詳細は10月20日更新の記事に書いておりますので、気になる方はそちらを是非ご参照ください)
音が良かっただけに惜しい。
そして次に試聴したのは、
オーディオテクニカの「ATH-TWX9」。

そのデザインの独自性や音質の良さ、
イヤホン本体をケースに収めた時に、紫外線照射による除菌機能が搭載されているなど、
発売当初から話題になっていた製品である。
価格は3万円前後。
結論から言うと、僕としては今回紹介した中で、
これは一番「ない」。
音質は僕の耳には全体的に軽く感じ、
一聴して「あ、これはないわ」だった。
ケースの形は独特で(なんかこんな形の、カスタードクリームを挟んだ美味しいお菓子があったが、名前が思い出せない)、
そこは一瞬そそるものを感じるが、
他の機種よりもひとまわり大きいので、
普段、仕事に行っている日は、
イヤホンをワイシャツのポケットに入れておきたい自分としては、これはデカすぎる。
これで音質がズバ抜けて自分の好みだったら、
迷ったところだが、
一瞬で「こりゃないね」だったので、もう2度と手をつける事はないだろう(残酷)。
次は、AirPods Pro2。

iPhone、そしてApple Watch持ちとしては、
やはり意識せざるを得ない製品。
ペアリングを経て耳につけた瞬間、
これまた「静寂」が訪れる。
装着と同時に、ハッキリとノイズキャンセルが発動したと感じられるのはBOSEと同様であり、
その能力はやはり評判通りである。
さすがに世界最強を謳うBOSEには一歩劣るが、
「これがAirPodsのノイキャンか・・・」と、
初代のAirPods Proを所有したことがないので、
比較はできないのだが、
この静寂ぶりには大いに満足である。
そしてAirPodsでしか味わえない、
間違いなく世界最高の「外音取込み」機能も、
「あ〜、これがウワサのヤツか〜」と、その性能に納得である。
「まるでイヤホンを着けていないかのように、クリアにまわりの音が聞こえる」という評価には、確かに頷けるものがある。
個人的には、
流石に「つけていない状態と全くもって変わらない」とまでは感じないが、
EAH-AZ 60の、いかにも「マイクでまわりの音を拾ってます」的な、
「若干いびつに感じる外音取込み」に比べると、
AirPodsのそれは、断然に快適である。
初代の時には「音楽を聴く代物ではない」と揶揄された問題の音質も、
これまた初代を使用した事がないので、
比較するような意見は述べられないが、
「・・・うん、まあ悪くないかも。これはこれで良いんじゃない?」と、僕には思えた。
正直言って、音質はEAH-AZ 60にはやはり及ばないが(もしこれで音質も最高なら、AirPods Pro 2は神機中の神機だろう)、
低音もそこそこの量感があるし、
音の解像度もそこそこに良い。
中音域から高音域にかけての音の伸びというか、明瞭さというか、
パワー的なものは明らかに物足りなさを感じるが、
この「圧の感じなさ加減」については、
良く言えば、誰もが聴きやすいと思える最大公約数的な地点に着陸させた、
という感じか。
軽快な音ではあるが、低音がそこそこに効いているので、
ゼンハイザーやオーディオテクニカのように「スッカスカ」には感じなかった(はい、ここが今回一番の問題発言かもしれません。ゼンハイザーファン、オーディオテクニカファンの方には先に謝っておきます。ごめんなさい。異論はそりゃもう認めます。けど、ほんとにゼンハイザーとオーディオテクニカの音は、僕の耳には「???」でした)。
AirPods Pro 2という製品の出来に関しては、
阪神に在籍した(している)バッターに例えると、
「金本や、福留のようなカリスマ性はないが、
鳥谷や近本のような優等生っぽさを、ほのかに感じさせるレベルまでは行っている」という感じ(どんな例えやねん)。
ちなみにBOSEは、
ノイキャンについては、王貞治、ランディ・バース、落合博満である(例えが僕のオッサンぶりを反映しすぎ)。
今の選手で言えば、ヤクルトの村上や、ヤンキースのアーロン・ジャッジと言ったところか。
あのBOSEのノイキャンは、
近代の音響テクノロジーの一つの到達点と言えるかもしれない。
最後に試聴したのは、
これはもう「定番」ないし、
「迷ったらこれ買っとけ」と言われる地位を確立した感のある、ソニーの「WF-1000XM4」。

現在の価格は、2万6千円台ほどになっており、
発売当初に比べると、ハイエンドクラスのワイヤレスイヤホンとしては、
かなりお買い得感が出てきたと言えるだろう。
音質は良い。
普通に良い。
とにかくクセがなく、低音、中音、高音が素晴らしくバランス良く鳴っている印象。
ノイズキャンセリングも素晴らしい。
BOSEのあの着けた瞬間の衝撃は感じなかったが、
僕の感覚ではAirPodsと互角くらいのノイズ除去を感じたので、これも申し分なし。
もしかすると、この製品のノイズキャンセルについては、
フィット性に富んだ独自のウレタン製のイヤーピースの力を借りている部分もあるのかもしれないが、
何にせよ雑音の遮断能力は優れているので、
繰り返しになるが、申し分なしである。
「そりゃこれは売れるわな〜」という印象である。
あえてケチをつけると、
音質については、この「クセのなさ加減」が、
音について何らかのこだわりを持っている人によって、
「個性を感じず、面白みがない」と指摘されるかもしれない。
あと、気になったのが操作関係である。
この製品は、曲の再生停止、音量調節、曲の送り戻しや、ノイキャンと外音取込みの切り替えなどの全ての操作を、
イヤホン本体だけで完結させる事ができないようである。
とてもざっくりした説明をすると、
右のイヤホンに再生関連のコントロールを入れて、
左のイヤホンに音量操作コントロールを入れてしまうと、
イヤホン本体からの操作で外音取込みやノイキャンの切り替えが使えなくなる・・・といった感じである(使い込んだユーザーではないので、間違ってたらごめんなさい)。
これは如何なものか。
ハイエンドクラスのイヤホンは、
この点をクリアできているものが多いと思われるので(僕のEAH-AZ 60もイヤホン単体で全ての操作が可能である)、
これは非常に残念であると思う。
よって、これも非常に優れた製品である事は認めるものの、
今回の選択肢としては「無し」である。
というわけで、次に購入するイヤホンは、
現時点では「AirPods Pro 2」にほぼ決まり・・・なのだが、
今回、全くのノーマークだったBOSEのノイキャンに心を奪われている自分がいる。
音質も思いのほか嫌いなものではなかったし、
まだ、うっすらと迷いのような気持ちが残っている。
昔から、音響関係は凝りだすと「沼にハマる」と言われているが、
自分はすでに、もうその一歩を踏み出してしまったのかもしれない。
とまあ、長々と書いてきたが、
今回、実感したのは「音を扱う製品は、試聴は本当に大事」という事である。
どの音を「良い音」に感じるかなんて、
ぶっちゃけ「人それぞれ」なので、
自分の耳で聴いて「自分が良いと思ったものを選ぶのが、結局のところ最善」という事なのだろう。
ま、NOBLEについては、僕としては肩透かしを喰らった感は半端なかった。
そして、今回試聴に出かけて分かったことは、
「テクニクスEAH-AZ 60は超優秀」という事である(あくまで僕の意見ですよー)。
これからもテクニクスの製品には期待したい。
という事で、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
始めにも書いたように、次の更新は全くの未定です。
また気が向いたら書きますね。
ではまた。