今日は映画鑑賞のため、天王寺へ。
7月8日から公開している「ブラック・ウィドウ」を見た(以下、ネタバレはございません)。
最初はストーリーについて「どういうことだ?」が続き、正直、途中ダレかけたが、
後半からクライマックスにかけて、全ての伏線を説明解説し、ド迫力のアクションと映像で「見てよかった」と思わせる、
ハリウッドの王道を地で行く秀作。
見終わってみれば「大枠はベタながらも、よくできた脚本だなあ」と感心しきり。
この映画のキーワードは「脱洗脳」。
そして、「自分で考えて行動する」。
今の、この価値観が大きく変わろうとしている世の中の流れとリンクするものを感じさせる。
マーベル作品に興味がない人には引っかからないだろうし、実際、一連の作品を見ていないと、ついて行けない部分があるので、万人にはオススメできないが、マーベルファンは見ておいて損は無い・・・
とわざわざ僕が言ったところで、マーベルファンは必ず本作を見るだろう。
マーベルファンとしての贔屓目な評価も込みで、
100点満点で80点といったところか。
そして映画館に入る時なのだが、
「毎週水曜日レディースデイで映画がお得・・・なんちゃらかんちゃら・・・」のお知らせがふと目に入り、
いつもは何も思わないのだが、今日に限って急に、
「もう、今の世の中、LGBTQの事とか、男女平等とかが、前よりさらに意識されてきているのに、こういうの時代錯誤やと思うんやけどなあ・・・」という思いが生じた。
映画館に入って、
待ち時間の間、スマホをいじり、何気なくTOHOシネマズのホームページを見ると、
僕の思いがシンクロしたかの様なタイミングで、
TOHOシネマズが
「毎月14日のTOHOシネマズデイ」
「毎週水曜日のレディースデイ」
「夫婦50割引デイ」を終了して、7月14日から
毎週水曜日は、誰でも1200円で映画を観れるサービスを始めるらしい、というお知らせが目に飛び込んできた。
これは映画好きにとっては朗報だ。
TOHOシネマズさん、ありがとう。
僕は映画に限らず、性別で利用料金を分けるシステムには、かなり前から、どうなんだ?という感情を抱いていて、
こと映画に限って言えば、
男性の体でありながら心は女性の人からしたら、
見た目のせいで割引を受けられないので、
すごく疎外感を感じていた人もいただろうし、
逆に女性の体でありながら心は男性の人からしたら、もしかしたら「ラッキー」と思っている人もいるかもしれないが、
「なんか意識は男やのに、すんません・・・」という軽い罪悪感を感じていた人もいただろうと推測する。
これから、どんどん「性別による金銭面での優遇」は撤廃されていった方が良いと思う。
相席居酒屋もマッチングサイトも、結婚相談所なども全部、性別で料金を分けるのはやめてほしい。
そして、また映画の話に戻るが、
「夫婦でどちらかが50歳を超えてたら割引」も僕にとっては意味不明だった。
僕のような独身者は男女ともに、これからどんどん増えていくのだから、「毎週水曜日は誰でも割引」で大正解だと思う。
TOHOシネマズさん以外の映画館も、
一部の人だけでなく、より多くの人が恩恵を受けられるサービスを今後、導入していただけたら、いち映画ファンとして非常に嬉しい。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。