昨日は、TOHOシネマズなんばにて
「マリー・ミー」を鑑賞。
2022年現在、全国で公開中。
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世界的歌手であるキャット・ヴァルデス(ジェニファー・ロペス)は、
男性歌手のバスティアンと婚約しており、
自身のライブ中に、
ステージ上で結婚式を挙げる、という演出プランを立てていた。
「マリー・ミー」という曲と共に、
今まさにステージに上がろうとしていたキャットだったが、
そのタイミングで、
ネット上にバスティアンの浮気現場が撮影された動画がアップされてしまう。
婚約者の浮気を知ったキャットは、
ショックのあまり大観衆の前で完全に我を失い、歌えなくなってしまう。
そこで彼女は、
観客の一人であり、
たまたま「MARRY ME(結婚しよう)」と書かれたプラカードを手に持たされていた数学教師の男を指名して、
「この人と結婚する」と宣言してしまう。
自分と何の繋がりもない男性との結婚を突如発表したキャットの行動に、世間は騒然。
果たして2人の運命は・・・という、あらすじ。
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基本的に、恋愛モノにほとんど興味がない僕。
なぜ、この映画を見に行ったのかというと、
昨日の夕方に開催されたあるアーティストのライブが終わって時計を見たら、
この映画の上映時間にちょうど間に合いそうだったから、という事と、
昨日が月初めで、
映画の料金が割引される日だったから、
というそれだけの理由である。
今回は先に点数を出しておくが、
僕の評価は100点満点中、79点。
恋愛モノに興味がないのに、いざ見たら意外と楽しめた・・・・・ということではない。
はっきり言ってストーリーについては、
いかにもハリウッド系ラブコメの現代風焼き直し、といった感じで、凡庸でつまらなく、
特に2人が徐々に仲を縮めていく中盤あたりのシーンなんて、
本当に退屈だった。
お互いバツ有りの、
オッチャンとオバチャンの恋なんて、
僕にとっては本当にどうでもいいのである。
「なんだかんだで、どうせ最後はうまくいくんだろ?」と予想した通りのオチだし、
ストーリーだけ取り上げれば、
こういったタイプの作品は、
今後自分は全くもって見る必要なし、と再確認できた一本であった。
ではなぜ、「79点」という、高得点とまではいかないが、それなりの評価をつけたのかと言うと、
すべてジェニファー・ロペスの歌とパフォーマンスのおかげである。
元々、僕はジェニファー・ロペスの歌声が好きであり、
彼女の大ファンというわけではないが、
このアルバム(↓)なんかは発売当時よく聴いていた。
本当にジェニファー・ロペスの歌がなかったら、
25点くらいの点数にしていたと思う。
それくらい、僕にとってはジェニファー・ロペスの歌が良かった。
劇中に、
ダンサーを交えたパフォーマンスがあるノリのいい曲があと2曲ほどあれば、
90点をつけていたかもしれない。
とにかく
「こんな話どうでもいいから、はよジェニファー・ロペス歌ってくれや」と思っていたし、
逆に言えば、
「歌待ち」をしてしまうほど、
ストーリーは退屈極まりなかったということである。
この映画を見て、
やはり僕には、恋愛を主軸においた作品は肌に合わないことが、よくわかった。
先ほども似たような事を書いたが、
もうこのようなタイプのラブコメは二度と見ない、と心に誓えた一本。
という事で、今回はこれ以上語ることは何もないです(笑)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。