シンゴさんの、ふとしたつぶやき。

100点満点採点で映画を評価した記事と、あと他愛もない雑談と。

日本赤十字社から、まさかのお知らせ。そして、今後おそらく一生、献血できなくなってしまった。

今日、仕事から家に帰ってきてポストを確認すると、1通の封筒が投函されていた。

 

送り主は、日本赤十字社近畿ブロック血液センター。

 

ついこないだ(11/29)、

献血に行ったのだが、この封筒を見た時、

中身を見ずとも、直感で「俺の血液になにか異変があったに違いない」と悟った。

 

誤解されたくないので、ひとまず最初に言っておく。

 

「僕は性病にかかった事はないし、

今も性病の疑いはないはずです」と。

 

いきなり飛ばし気味で(笑)、多くの読者の方は「なんだなんだ?」となっているかもしれないが、

この記事の前半部分だけをサラッと読んだ読者の方たちの早とちりで誤解されるのが嫌なので、先に釘を刺しておきたいし、

もう一度言う。

 

「僕は性病にかかった事はないし、

今も性病の疑いはないはずです」

 

・・・では、送られてきた手紙を公開しよう。

 

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以下の文は、画像の文をテキストに書き起こしたものである。

 

検査結果のお知らせ

 

先日はお忙しい中、

献血いただき誠にありがとうございました。

さて、赤十字血液センターでは献血していただきました血液について、

輸血の安全性を確保するために各種の検査を行っております。

今回、あなた様が通知を希望されました検査項目のうち、

下記の【梅毒血清学的検査結果】が陽性を示したため、

今回献血していただきました血液は、輸血用血液に用いることはできませんでした。

 

今回の検査結果は、

CLIA法は陽性ですがRPR法が陰性なので、

過去に梅毒に感染したが現在は治っている状態、または梅毒とは関係のない偽陽性(にせものの反応)の可能性があります。

CLIA法による検査は、梅毒の病原体に対する抗体を検出する検査なので、梅毒が完治しても抗体が残っていれば陽性を示します。

また、まれに梅毒感染とは関係のない偽陽性(※)を示すことがあります。

現在の検査技術ではその区別および偽陽性反応を防ぐことは難しく、繰り返し陽性を示すことが多いため、今後の献血につきましてはご遠慮くださいますようお願いいたします。

あなた様の献血へのご理解に心から感謝申し上げますとともに、今後とも日本赤十字社へのご支援を頂けますようお願い申し上げます。

上記の内容に関してご不明な点、ご質問などがございましたら下記にお問合せください。

 

(※)偽陽性(にせものの反応)とは、病原体に感染していないにもかかわらず、検査結果が陽性となることを言います。

偽陽性は数百~数千人に一人位の割合で起こり、その原因を特定することは困難で、何度も繰り返して起こります。

 

・・・という事なのだが、

僕は「梅毒」はおろか、あらゆる性病にかかった事はないし、

今年の9月、10月、あるいはそれ以前までに行った献血に伴う血液検査において、

一度も今回のような通知を受け取った事がないので、

おそらく(というか、間違いなく)梅毒にかかっていないはずだ。

 

「今までなぜか検査の網をすり抜けていた」という事もないはず。

 

理由は明白。

幸か不幸か、長らく誰とも性的な接触がないからだ。

それはコロナ禍も大いに影響しているが、

元々コロナ以前からモテないので(笑)、

この点に関しては安心(?)と言えよう。

 

そして、性的目的以外の他人との粘膜接触(それってどんなシチュエーションだ?)や、

一定時間以上の皮膚接触もないので、梅毒感染は考えられない。

 

なので今回のケースは、手紙に書かれた、

数百人から数千人に一人の割合で発生する「偽陽性」反応であるとは思うのだが、

文面にもある通り、

今後、僕は一生献血ができなくなってしまった。

 

2018年から今まで十数回、

献血をさせていただいて、ささやかながら社会貢献できている自分を誇らしく思っていたが、

その活動もこれで終了である。

 

平日予約した時にのみ貰える、

記念品のスポンジやウェットティッシュも、

もう貰えない(スケールちっちゃ)。

 

残念ではあるが、まあ仕方がない。

 

献血ルームで、献血終わりに無料のドリンクを飲んで、漫画を読んだりしてるあの時間がけっこう心地良かったので、正直寂しい気持ちである。

 

今回、この通知を受け取った事をブログで打ち明けようかどうか迷った。

 

僕のブログは古くからの友人や、前の職場で出会った何人かの親しい人たちも読んでくれているようなので、

この記事に書いた内容が、人づてに伝わっていった時、伝言ゲームのように徐々に内容のニュアンスが変わっていって、

最終的に「シンゴ、梅毒にかかったんだってよ」となってしまうんじゃないか?

と危惧したからだ。

 

だからこそ、最初の方に太文字で、

「僕は性病にかかったことはないし、

今も性病の疑いはないはずです」

と強調しておいたのである。

 

ひとまず、僕のことを知らない人はさておき、

どうか知人の皆さんには、ウワサ話のネタとしてこの話を誰かにするときは、

「シンゴさんはブログをやっていて、そこに詳しく書いてある」と、一言、その誰かに言ってもらえれば助かります(笑)。

 

よろしくお願いします。

 

自分でこうやってブログに書いているくせに、皆さんに対して「他の人には言わないで」などと、独りよがりな事は言いません。

 

という事で、今回も最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。