シンゴさんの、ふとしたつぶやき。

100点満点採点で映画を評価した記事と、あと他愛もない雑談と。

鍵泥棒のメソッド  余計な事を思い出してしまった。

今日は自宅で「鍵泥棒のメソッド」という映画を鑑賞。

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2012年公開で、もはや一昔前の映画と言える。

監督は内田けんじという人で、「アフタースクール」という映画の監督でもある。

 

「アフタースクール」は、2008年公開で当時付き合っていた彼女が絶賛して、

「DVD出たら見て!」と強く勧められた思い出がある。

 

で、実際見てみて、その巧みなストーリー展開に「なるほどな〜。」と唸った記憶はあるのだが、今、ストーリーを説明してみろと言われたら、これが全く覚えていない(笑)。

 

大泉洋さんが出演していたという記憶以外、ほんとにストーリーが何も思い出せない。

 

いくつかの場面の感じは何となく覚えているのだが、ストーリーは何も説明できない。

 

たぶん僕は、あの彼女に繋がるあらゆる記憶を、頭の片隅から完全に削除したい気持ちがあるので、

この映画については、思い出せない、というより「思い出したくない」という深層心理が働いているのかと思われる。

 

また今度、あらためて見てもいいのだが、やはり彼女の事を思い出して、

苦々しい気持ちになるのは間違いないので(もうこれを書いている時点でも色々思い出してしまう。未練とかではない。そんなものは一切ない。ただただ苦々しい記憶が甦るだけ)、

もう見ることはない、と思いたいが、

どんなストーリーだったか気になるので、やっぱり見てしまう可能性はある。

 

うーん、どうしよう。

 

・・・さて前置きはここまでとして、

鍵泥棒のメソッド」である。

 

香川照之演じる便利屋稼業の金持ちと、

堺雅人演じる売れない役者が、共に居合わせた銭湯での「ある事件」をきっかけに、一時的に人生が入れ替わる、というものである。

 

正確に言うと、「入れ替わる」というより、

堺雅人香川照之の人生を「乗っ取る」という具合だ。

 

高評価に釣られて見たのだが、評判通りの面白い作品だった。

Yahoo!映画レビューで平均4.1超え)

 

「アフタースクール」同様、要所要所でけっこうこちらの予想を裏切ってくる。

 

そう、「アフタースクール」も、予想を裏切る展開、という事だけはしっかり覚えているのである。

 

あの元カノも当時、僕が予想していなかった行動に出て、僕を大いに狼狽させたが・・・あ、やめとこ。

 

ただ「鍵泥棒のメソッド」は最後に、あんなにキチッとしていた彼(ネタバレになるので言わない。)が、

電柱に車をぶつけるのだけは全く理解できないが。

あれがなかったら90点以上つけたい作品だっただけに残念。

 

僕の評価は100点満点で89点。

 

あと、映画を見終わってから思ったのだが、「鍵泥棒のメソッド」というタイトルが、個人的に「なんだかなあ」という感じである。

 

なんかパンチがない、というか。

 

じゃあ、自分に何か良さげなタイトルが思い浮かぶのか?と言われたら、これが何も思い浮かばないのだが(笑)。

 

最後に、

読者にはどうでもいい私事なのだが、ちょっと今、女性関係のことでナーバスになっているので、これを書いていても、いまいち身が入らない。

 

念のために言っておくが、もちろん「アフタースクール」で思い出した元カノのことではない。

 

あと、自宅のトイレのフタが、閉じる際、以前のようにソフトに降りなくなって、

ちょっと油断をすると(閉じる時に途中でフタを持っていた指を離すと)便座に「バーンッ!」と大きな音を立てて着地するので、

その事も気になっている(なんじゃそれ)。

 

ま、両方とも深刻なことでも何でもないのだが。

特にトイレのフタの件はクソどうでもいい事だろう(トイレだけにな。あ、こんなん要らんか)。

 

なので、今日は映画の感想自体は短めに終わらせます。

 

というわけで、今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。