シンゴさんの、ふとしたつぶやき。

100点満点採点で映画を評価した記事と、あと他愛もない雑談と。

コロナ禍でギターの需要が高まっている、という朝日新聞の記事にツッコミ。

今日のYahoo!ニュースにこんな記事が載っていた。

「おうち時間にギターが人気、市場も復活の兆し」ということだが、

僕はこの記事本文を読んで、「おい、なに適当な事を書いとんねん。」とツッコんだ。

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「電気を使わないアコースティックギター(アコギ)は音が比較的小さいため、騒音を気にせず手軽に楽しめる」・・・だと?

 

誤解を招く表現かもしれないが、それを承知であえて言わせてもらうと、アコギはしっかり弾いたら、割と「騒音」になる。

 

ボディの大きさや、ギターの「鳴り」によって多少の差はあるが、指で爪弾くならまだしも、

ピックを用いて、がっしりコードストロークしたら、かなりデカい音になる。

 

鉄筋コンクリート造り以外のアパートやマンションなんかでギターを弾くなら、アコギって結構気を使うと思うのだが。

もちろん鉄筋造りの建物なら安心、というものでもない。

 

現に、このニュースのコメント欄を見ると僕と同様のツッコミをしている人がわんさかいる。

(コメント欄含めたニュース本文はこちら↓)

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6404284

 

この記事を書いた記者さんは、おそらくギターを弾いた事がないのだろうけど(弾く人なら、まず「アコギは比較的音が小さい」などという発想は出てこない)、

それは仕方ないとして、それならそれで記事を書く前に、ちょっとは下調べをしてほしいものである。

 

こんな適当な事を書いているから、

「これだから朝日新聞は・・・」と他の分野の記事でも色々と言われるのだ。

 

ギターを弾く上で、近所迷惑を避けたいなら、

エレキギターをアンプに繋ぎ音量を絞るか、ヘッドフォンをして練習するのが一番妥当だと思う。

 

ただこの場合、「エレキギターの練習しか出来なくなる」ので、アコギを弾けるようになりたい人にとっては、妥協を強いる事になるだろう。

 

エレキギターばかり弾いていると、エレキギター用のテクニックばかり身についてしまうので、

エレキばかり弾いている人は、アコギを持たせたらけっこう下手、というケースは割と多い。

ちなみに僕の事だが(笑)。

 

・・・と話が少し横道に逸れてしまったが、

とりあえずアコギの練習を自宅でするのは、エレキに比べて意外とハードルが高い、という事を言っておきたい。

 

しかし、もしあなたが、

「まわりに迷惑にならないくらいの音量でアコギの練習をしたいんだけど。」

と諦めきれないなら、

とっておき(かもしれない)のアイテムがある。

(ここから急に宣伝臭くなりますが、まあ興味のある人は御一読を。)

 

それが、ヤマハから発売されているサイレントギターだ。

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(↑僕の私物です。)

 

基本的な使い方としては、ギター本体に直接イヤホン(ヘッドホン)を接続して弾くのだが、

これがなかなかに美しく再現されたアコースティックサウンドを響かせてくれるのだ。

 

画像の通り、このギターには普通のアコースティックギターのような空洞を伴ったボディがないので、

音が増幅されず、まわりに聴こえている音は、

弦を弾く時の「ペンペン」という最小限の音のみである。

 

要するに、エレキをアンプに繋げていない時と同様程度の、「おそらく近所迷惑には到底なりにくい音量」に抑える事ができる。

 

もちろんアンプに繋げても、素晴らしい音を出してくれる。

 

いつもイヤホンで練習していると耳が痛くなるという人は、アンプに繋げて空間に響く音を楽しむ事も可能だ。

もちろん、この場合もアンプの音量を絞れば、まわりを気にせずに思い切って弾く事もできるだろう。

(参考動画はこちら↓)

アコースティックギターの練習を自宅でもしたいけど、今の住環境では周りの目が気になる」という人は、このサイレントギターの購入を一考してみてはいかがだろうか?

あ、話はまた急に変わるが、このニュース記事の本文に出てくる「ロックイン難波の渕上店長」。

 

僕がピックやら弦を購入する時はいつも行っている楽器屋の店長さんで、

もしかしたら28年前、僕が16歳の時に大阪の梅田のミュージックランドKEYというお店で、

人生初めてのギター(アイバニーズのRGシリーズ)を買った時の当時の店員さんかもしれない。

 

あの時の店員さんも「渕上」という名字だったので。

なかなか多くはない名字だと思うので、多分同一人物のような気がする。

 

今度、店に行ったら聞いてみようかな?

 

というわけで、今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。