シンゴさんの、ふとしたつぶやき。

100点満点採点で映画を評価した記事と、あと他愛もない雑談と。

オーディオ超初心者の僕が「NICEHCK EB2S Pro」というイヤホンを購入してみた。

 

今回は、NICEHCKという中国ブランドの「EB2S Pro」という有線イヤホン(4.4mmバランス接続バージョン)を購入。f:id:otomiyashintaro:20230908002827j:image
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Amazonで、−15%のセール価格となる4080円で購入。

 

画像にもある通り、インナーイヤー型(イントラコンカ型とも言うらしい)で、

自分としては、この形のイヤホンは、世代的に「昔ながらの形のイヤホン」という認識がある。

 

僕が子供の頃に販売されていた、SONYウォークマンに代表されるカセットテープ式のヘッドホンステレオには、ほぼみんなこのタイプのイヤホンが付属していた記憶がある。

 

今やほぼ市場を席巻してしまった感のあるカナル型イヤホンと違って、

音量を上げれば、「シャカシャカ」と耳元から音漏れがするので、

部屋で音楽を聴いていると、母親からよく「あんた、めっちゃ音漏れてるで。やかましい」と注意されたものだ。

 

当然、電車内などの公共の場で使用すると、音が大きい場合、その音漏れがまわりの方の迷惑にもなるし、遮音性が低い分、外からの音も入ってくるので、音楽に没入したければ必然的に音量を上げて外部音をマスキングすることになる。

 

はっきり言って今の時代、外で使用する分にはデメリットの方が大きいのだが、

今回なぜ購入したのかというと、理由は単に「なんか懐かしく感じたから」である(笑)。

 

自分の場合、外出時はもっぱらカナル型の完全ワイヤレスイヤホンなので、

こういったイヤホンの使用は、室内でゆっくり音楽を聴きたい時だけだし、同居人もいないので、音漏れなど気にする必要もない。

 

そういった事も購入に至った一因ではあるが、とりあえず到着後、早速開封してみての第一印象は、「ドラえもん?」である(笑)。f:id:otomiyashintaro:20230908002900j:image

中々かわいい見た目だと思う(笑)。

 

付属品は、スポンジパッドがいくつかと、

装着感を上げるためのゴムリングが1ペア。f:id:otomiyashintaro:20230908002923j:image

これらをイヤホン本体に付けると、当然、付け心地に伴い、音質も微妙に変わるのだが、どれが良いかは人それぞれだろう。

 

僕としては、何も付けないと、カナル型に慣れすぎたせいか、低音が抜けている感じがして、なんだか物足りないし、

かといってゴムリングを付けると、密着感が上がって音の迫力が増すものの、

今度は耳への圧迫感が強く、ごく短時間の使用でも耳が痛くなってくる。

 

なので、その中間に当たるスポンジパッドを使用することにした。

 

肝心の音質だが、端的に表すと「フラットで、どんな音源を聴いても、聴きやすい音」といった感じ。

 

本質的に、このイヤホンに、刺激的な何かを求めてしまうと、ミスマッチとなる可能性があると思う。

 

4.4mmバランス接続ではあるが、解像感は、まあそこそこ。

悪くはないが、音源によっては「ちょっと曇ってるな」と感じるものもある(この曇り感は、スポンジパッドの影響が多分にあると思われる。けれど自分の場合、これを付けないと本当に低音が抜けるんよね)。

 

どの音域にも「音の角」のような質感は感じられないので、よって高音も刺さらない。

 

僕が好んで聴くメタル系、ラウドロック系は、(あまり耳にはよろしくないのだが)音量をけっこう上げないと、迫力に欠けるかな?という印象。

 

どちらかと言うとポップス系(特にバラードなど美音系統の楽曲)や、演歌などに向いてると感じた。

 

音に関しては、ひとまず箱出しすぐの感想なので、今後の普段使用や、集中的なエージングにより、また音質は変わるかもしれない。

 

一聴して「すごく良い音!感動!」といった音質ではなかったが、別に残念な音では全然無いし、

カナル型がどうしてもダメ」という人には、価格的にも選択肢の筆頭になり得るイヤホンじゃなかろうか?などと、オーディオ超初心者の分際で思ってしまった次第(笑)。

 

というわけで、ざっくりとですが、「NICEHCK EB2S Pro」の感想でした。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。