シンゴさんの、ふとしたつぶやき。

100点満点採点で映画を評価した記事と、あと他愛もない雑談と。

スーサイド・スクワッド

今日は家で映画「スーサイド・スクワッド」を鑑賞。

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現在、映画館で続編の(という事でいいの?そこら辺、あまり詳しくないです)、

スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結」が上映されていて、

予告編を見た時は、「すごく見たい」まではいかないけど、見てみようかなあ、ぐらいには思っていた。

 

で、今日Amazonプライムビデオのトップ画面を開いたら、2016年公開のこの「スーサイド・スクワッド」が表示されていたので、

「ま、とりあえず予習的な意味で見ておこうか。」という気持ちもあって、見てみた。

 

まず最初に見終わってすぐの感想を一言。

 

あんまり面白くなかったなあ・・・。

 

任務に成功したら減刑するという条件を与えて、数々の犯罪を犯した悪人たちを、世界を救うための「部隊」として活用する、というあらすじ。

 

最初の「こんなヤツらがいます」という紹介部分は、ある程度のワクワク感を持って見れたものの、見終われば結局、僕の中で

「いや、火を出せる入れ墨の男と狙撃手、爬虫類男だけおったらええやん。」という結論に至った。

 

特に一番、「お前、いらんやろ」と思ったのが、ぬいぐるみ好きのブーメラン使い。

なんか役に立ってた?アイツ?

 

あと、「スリップノット」と呼ばれる、どこにでも登れるとかいう男もいらん。

登ろうとして、登りきる前にすぐ死ぬし。

 

日本刀持ってるオネエちゃんもいらん。

もしかしたら、日本人の目から見たらこのオネエちゃんが一番、意味のないキャラやったかもしれん。

衣装もめちゃくちゃダサいし。

 

話が横道に逸れるが、

僕がハリウッド映画を見てて、時折、

本当に幻滅させられるのが「日本」の描写。

欧米人が何となく「日本ってこんな感じだろ?」とテキトーにイメージした街並みの風景と、

ネイティブの日本人が聞いたらすぐわかる

「この日本語のアクセント、変やぞ」という役者のセリフ回し。

 

もう(この映画の製作時点で)2000年代に入って十数年が経ち、これだけネットが発展した情報社会で、いまだに日本の描写が変、ってダメでしょ。

 

ハリウッドは日本の景色、日本人のキャラを使うのなら、製作のブレーンにもうちょっと「日本の事をちゃんと知っている日本人」を雇った方がいい。

 

これについては「アベンジャーズ エンドゲーム」で真田広之さんがチョイ役で出た時にも全く学習していなかったし(そもそも「学習」する気もないのだろう)、ほんまに何なら僕を呼んでくれって言いたくなる気分になる。

 

ちゃんと教えるから。ハリウッドのスタッフに。

 

偉そうな言い方で申し訳ないけど、「カラオケ」って書いたネオンの看板なんか置かん方がええよ、って教えてあげるから。

 

で、話を映画の本筋に戻すが、

やっぱり僕がこの映画を見てて一番腹が立ったのが(別に実際そんなに怒ってないけど)、政府の高官で悪人部隊を結成させようとしたウォラーの存在。

 

結局、全部このおばちゃんが悪い。

 

世界を滅ぼすレベルのこの事件の後、裁判でもしたら、はっきり言って、このおばちゃんは死刑を言い渡されてもおかしくないほどの謀略と過失を犯しているのに、最後までのうのうと生きてるからね。

 

あとは、ハーレイ・クイン絡みでジョーカーが横やりを入れてっていうのも、話の流れからして余計かなあ。

 

こいつが絡む事で変にストーリーの情報量が増してしまって、僕としては本当に余計な要素でしかなかった。

 

ラスボスが「魔女」っていうのもなんだかなあ・・・。

その「魔女」の力で、得体の知れないブヨブヨのおはぎみたいな身体に変えられた人間が、ゾンビのように襲ってきて、それをただひたすら銃で撃ちまくって、バットで殴ってというアクションが続くのも正直、退屈だった。

 

というわけで今回、この映画に僕がつける得点は100点満点で45点。

 

どうしよう?これ見てしまったら、

今、上映しているこの「スーサイド・スクワッド」の最新作を見に行こうと思っていた気持ちが急速に萎えてきた。

 

どうしようかなあ?

やめとこうかなあ?