シンゴさんの、ふとしたつぶやき。

100点満点採点で映画を評価した記事と、あと他愛もない雑談と。

エンタメ

【ネタバレなし】「デッドプール&ウルヴァリン」 監督が「この作品はいわゆる『予習』無しでも楽しめる」と言ってたので、見に行ったら「どこがやねん!」となった。

「デッドプール&ウルヴァリン」を観賞。 100点満点で、35点。 多分「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」以来、久しぶりのマーベル作品観賞。 ちなみに僕としては、「デッドプール」シリーズを見るのはこれが初めてで、 ウルヴァリ…

「北斗の拳 40周年大原画展」に行ってきた。

兵庫県立美術館で開催中の「北斗の拳 40周年大原画展」に行ってきた。 撮影は、一部の展示物を除いて基本的にOKであったが(ただ、入場前にスタッフの方から「展示の原画を一点集中でお撮りするのはご遠慮ください」との注意喚起はあった。僕はそれに従…

【ネタバレなし】「キングダム 大将軍の帰還」 この作品をもって、大沢たかおさんは、日本映画史に名を残す最高の俳優の一人として、僕の記憶に刻まれました。

「キングダム 大将軍の帰還」を鑑賞。 100点満点で、90点。 予想以上だった。 思っていた以上に凄かった。 映画として、凄まじい作品に仕上がったと思う。 原作漫画もアニメも全く見たことがない僕は、 この映画版にて初めて「キングダム」という作品に…

【ネタバレあり】原作もアニメも全く見ていない僕が、映画版「キングダム」シリーズの第1〜3作目までを一気見して、サクッとレビュー。

現在、劇場にて公開中の「キングダム 大将軍の帰還」の鑑賞に合わせて、 今回、未見であった映画版「キングダム」の1作目から3作目までを鑑賞した。 記事タイトルにある通り、僕は原作漫画もアニメも今まで全く見たことが無く、 この映画版にて「キングダ…

【具体的かつ詳細なネタバレはなし】「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」 ・・・で、人類はほんまに月に着陸したん?

「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を鑑賞。 100点満点で、85点。 僕が今年見たハリウッド系の映画では、「ARGYLLE/アーガイル」以来、 久しぶりに脚本の秀逸さに唸った作品。 アポロ11号による人類初の月面着陸は、 世界の多くの人が知っているで…

【ネタバレあり】「密輸 1970」 見終えた後のファーストインプレッションを大真面目な言葉にすると、「貧乏からは脱出したほうが良いが、やっぱり人間は金に執着しすぎると、おかしな事になる」と痛感した次第。

「密輸 1970」を鑑賞。 100点満点で、84点。 ※今回の記事はネタバレを含みます。 未見の方はご注意ください。 韓国で実際にあった事件をヒントに構成されたフィクションらしく、 海に素潜りして貝や魚を獲る、いわゆる「海女さん」が、 困窮した生…

ふとしたつぶやき(7月17日)

テレビをほとんど見なくなった理由を人に言う時、 前までは「つまんなくなったから」だったが、 最近は「ウソばっかりだから」に変わった。 もちろんこれは、最近のテレビが、いつしかウソだらけになったわけではなく、 昔の僕が、「テレビって楽しいな。面…

【ネタバレあり】「先生の白い嘘」 不動産業界から「業界のイメージ低下につながる」とクレームが入るんじゃないか?と思うくらい、キ○ガイ社員の男とそのバカ嫁に腹が立ちまくる作品。

「先生の白い嘘」を鑑賞。 100点満点で、12点。 ※この記事はネタバレがあります。未見の方はご注意ください。 高校で教師を務める女性(奈緒)が、 女友達の旦那(風間俊介)から日常的に性的暴行と脅迫を受け、 そんな日々の中、教師は、男子生徒の一…

【ネタバレあり】「ルックバック」 運命的出会いを果たした2人が育んだ夢の先に待っていたものとは。

「ルックバック」を鑑賞。 100点満点で、80点。 ※今作はネタバレを含みます。未見の方はご注意を。 ヒット漫画「チェンソーマン」の原作者・藤本タツキが描いた読み切り作品をアニメ映画化。 僕自身は鑑賞する前の段階で、原作は未読(入場者特典として…

【ネタバレあり】「クワイエット・プレイス DAY1」 冷静に考えたら矛盾とツッコミだらけの、お化け屋敷的映画。

「クワイエット・プレイス DAY1」を鑑賞。 100点満点で、49点。 ※今回はネタバレを含みます。未見の方はご注意を。 今作は、「クワイエット・プレイス」シリーズの第3作目で、 2018年に公開された「クワイエット・プレイス」の前日譚にあたる内容…

【一部ネタバレあり】「九十歳。何がめでたい」 とにかく草笛光子の90歳とは思えない大活躍ぶりに驚愕!

「九十歳。何がめでたい」を鑑賞。 100点満点で、72点。 ※今回はネタバレを含みます。未見の方はご注意ください。 小説家・佐藤愛子が90歳の時に出版したエッセイ集「九十歳。何がめでたい」の、 出版当時のエピソードを描いた映画・・・であるが、 …

「大人になると、中々本を読まなくなる」なんてことを言うけども・・・

いや、これがホンマに読まなくなるんよね。 僕の場合でいうと、「途中で読まなくなる」のがほとんどで、 別にその本が途中から退屈になってきたとかじゃなく、 面白いと思って読んでいたのに、なぜかある時点からパッタリ読まなくなるのだ。 これは本に限ら…

【具体的なネタバレはなし】「ザ・ウォッチャーズ」 あのM・ナイト・シャマラン監督の娘のデビュー作という事で、「やっぱり娘さんも、最後に驚きのオチを持ってくるのか?」と興味津々ではあった。

「ザ・ウォッチャーズ」を鑑賞。 100点満点で、64点。 ※今回は、具体的なネタバレはしていませんが、ゼロではないので、未見の方は読まない事をおすすめします。 今記事のサブタイトルにもある通り、 今作は、「シックスセンス」の世界的大ヒットで一躍…

【ネタバレなし】「ディア・ファミリー」 この映画を見ていると、自分の人生に関わる色々な事に対して、「ありがとうございます」と思わずにはいられなかった。

「ディア・ファミリー」を鑑賞。 100点満点で、98点。 重い心臓病を患い、余命約10年の宣告を受けた娘を持つ父親が、 娘のために、医療に関する知識が全く無いながらも、自ら人工心臓の開発に乗り出す物語。 僕はこの話を、数年前にテレビで紹介され…

【詳細なネタバレはなし】 「オールド・フォックス 11歳の選択」 日本側がどれくらい制作費を負担しているか知らないが、無理やり日本語の台詞を出したりとか、日本の商品を登場させたりとか、日本の俳優さんをねじ込ませる必要なんて無いと思うんすよね。

「オールド・フォックス 11歳の選択」を鑑賞。 100点満点で、30点。 理髪店の開業を夢見る父親と、その一人息子の物語。 父親がレストランのウェイターとして得ている、決して多くはないであろう給料で節約の日々を送る2人は、 「3年後に店を持つ」…

【具体的なネタバレなし】「あんのこと」 個人的に「親ガチャ」という言葉は好きではないが、これには同情せざるを得ない。

「あんのこと」を鑑賞。 100点満点で、80点。 ※具体的なネタバレは書いていませんが、結末が読めるような書き方をしているので、未見の方はご注意ください。 テレビドラマ「不適切にもほどがある」の純子役で、 一躍お茶の間にその存在を知られることに…

【ネタバレなし】「マッドマックス:フュリオサ」 前作「怒りのデス・ロード」よりも、文字通り「怒りに満ちた」執念の復讐劇。

「マッドマックス:フュリオサ」を鑑賞。 100点満点で、87点。 今回の物語は、5月17日の当ブログ記事でレビューした「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の前日譚である。 (「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のレビューはこちら↓) https://…

【少々ネタバレあり】「ライド・オン」 少年少女の時代にジャッキー・チェン作品に魅了された方々は見たほうが良い・・・いや、むしろ「見てくれ」と言いたくなる、色んな意味で感動の作品。

「ライド・オン」を鑑賞。 100点満点で、89点。 ※今回は、大オチまではバラしていませんが、少しばかりネタバレを含みます。 未見の方はご注意ください。 生き馬の目を抜くような者たちが跋扈する映画界において、50年に渡るキャリアを築き上げ、 2…

【詳細なネタバレは無し】「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章」 前章のテイストが僕にはイマイチ合わなかったが、この後章も僕には微妙でした。

「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章」を鑑賞。 100点満点で、45点。 3月下旬に見た同タイトル作の前章の続きである。 (↓前章のレビュー記事はこちら) https://shingosan.hateblo.jp/entry/2024/03/25/191237 前作に対して僕がつ…

【詳細なネタバレは無し】「関心領域」 ユダヤ人大量虐殺の悲劇を後世に伝える作品の一つとしては、今作が制作された意義は大いにあると思うのだが・・・。

「関心領域」を鑑賞。 100点満点で、50点。 アウシュヴィッツ収容所の隣に住居を構え生活していたナチス党司令官と、その家族の日常を描いた作品。 日々、収容され、大量に殺害されていくユダヤ人達とは真逆の裕福な生活を送る司令官家族であるが、 司…

【ネタバレなし】「ミッシング」 最高の幸せと最悪の生き地獄は表裏一体。それでも人生は続く。

「ミッシング」を鑑賞。 100点満点で、88点。 まず一言。 凄かった。 何が凄かったのかと言うと、石原さとみの圧巻の演技である。 愛する幼い娘が、ある日突然、行方不明になってしまう母親を演じているのだが、 もうこれが凄いのだ。 「凄い凄いばっか…

【ネタバレあり】「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 裏切り者を追跡するのに、車にアンプを大量に積むのは邪魔としか思えないが(笑)、しかしそのバカっぷりこそが良い。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を鑑賞。 100点満点で、81点。 ※この記事はネタバレを含みます。未見の方はご注意ください。 間もなく公開される「マッドマックス フュリオサ」の予習として、今回は自宅にて鑑賞。 正直、前半の砂嵐のところまで…

【詳細なネタバレはなし】「猿の惑星/キングダム」 これの少し前に見た「ゴジラ✕コング 新たなる帝国」が、この作品レベルの映像ならプラス15点加算した(それでも39点だが)。

「猿の惑星/キングダム」を鑑賞。 100点満点で、65点。 ※今回、ハッキリとしたネタバレは記述していませんが、どことなくストーリーの方向性が見える表現がございますので、未見の方はご注意です。 オープニングで、「人工ウイルスの感染拡大により・…

【ネタバレあり】「バジーノイズ」 若気の至りという言葉では看過できないレベルのトンデモオープニングで、僕的「今年最もイライラした映画」の最有力候補に。

「バジーノイズ」を鑑賞。 100点満点で、21点。 ※今回もネタバレがあります。未見の方はご注意。そして点数が示す通り、今回は酷評です。なるべく過激な物言いを控えているつもりですが、気分を害される方もいるかもしれないので、その点をご理解の上、…

【ネタバレあり】「ゴジラ✕コング 新たなる帝国」 今まで色んな映画を見てきたが、ここまでハートを1ミリも動かせてくれない映画はそうそう無い。

「ゴジラ✕コング 新たなる帝国」を鑑賞。 100点満点で、24点。 ※今回はネタバレがあります。未見の方はご注意ください。 日本公開に向けて、今作につけられたキャッチコピーは「一線を越える。常識が変わる」とあるが、 確かに、僕にとって今作は、一線…

ふとしたつぶやき(4月28日 PART2)

出川哲朗が、ロケ中に一般市民の方に激怒される短い動画が話題になっている。 僕は元動画を見ていないのだけれども、夜遅く(午後10時は過ぎていたらしい)のロケらしく、 市民の方に、「何の騒ぎですか?!子供もいるのに早く帰りなさいよ!」的な怒声を…

ふとしたつぶやき(4月25日 PART2)

5年くらい前、楽しんで見てたのに、なぜか途中で見るのを止めてしまった「進撃の巨人」を、昨日からまた見始めた。 (ここから進撃の巨人のネタバレを含みます) 前回は、確か主人公のエレンという男の子が巨人になるあたり(なったよね?)で見るのを止め…

【ネタバレあり】「あまろっく」 僕はこの映画を見て「社長という存在は、とにかく従業員に給料を毎月ちゃんと払いさえしていれば毎日遊び呆けていても構わない」ということを学びました。 

「あまろっく」を鑑賞。 100点満点で、79点。 ※今回はネタバレありです。未見の方はご注意。 兵庫県の尼崎を舞台にした人情劇。 笑福亭鶴瓶演じる、妻に先立たれた下町の鉄工所の社長(65)が、中条あやみ演じる20歳の美人女性と再婚し、 江口のり…

【ネタバレはあらすじ程度】「ソウルフルワールド」 あらゆる面で感動した作品だが、マニアックな部分で言うと楽器演奏のアニメーションの精緻さに驚愕した。

「ソウルフルワールド」を鑑賞。 100点満点で、97点。 数年前の完成当初は劇場にて公開予定であったが、その当時、コロナ禍の直撃によって劇場での公開を断念。 2020年にDisney+で配信されたが、2024年に、晴れて映画館での公開が実現した作品…

【ネタバレあり】「ラブリセット 30日後、離婚します」 長年独身者の僕はこの映画を見て、「やはり結婚は人生におけるトップクラスのギャンブル」と思いました。

「ラブリセット 30日後、離婚します」を鑑賞。 100点満点で、77点。 ※今回もネタバレありです。未見の方はご注意。 離婚調停中の夫婦が交通事故に遭ってしまい、二人同時に記憶喪失になってしまう話。 憎しみ合っていた二人だが、記憶喪失になったの…