真面目で、まわりの意見を常に聞いて、
誠実で、
人に親切で、
困っている人を見ていたら放っておけなくて・・・
どれも素晴らしい事なんだけど、
でもやっぱり「過ぎたるは及ばざるがごとし」なんだ。
真面目で、まわりの意見に従いすぎて、
誠実になろうとしすぎて、
親切すぎて、
困っている人を見たら放っておけなさすぎて、
自分の精神が壊れた、生活が壊れた人を何人か見てきた。
適度な息継ぎをしないと窒息するし、
運転に例えるなら、アクセル踏みっぱなしでは必ず事故を起こす。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」
言い換えると
「過ぎると、揺り戻しに遭う」
これは必ずそうなる。
じゃあ、適度にバランスを取っていると、ずっと安定の人生なのか?
僕は違うと思う。
今度は、
「適度にバランスをとり過ぎて、安定していた」ことに対する
揺り戻し、揺さぶりが人生に起こる。
一種のパラドックスのようだけど、
いつか絶対にその揺さぶりは起こると思う。
なぜ「絶対」と言い切れるのか。
それは「人生の安定」に対する究極の揺り戻し作用が、「死」だから。
けど「死」はある意味、
「究極の安定」とも捉えられるから、これもパラドックスか。
湯船に浸かりながら、ふと思いました。
なんだか、わけわかんないな。
大丈夫、病んでないですよ(笑)。