12月17日公開が迫った「マトリックス レザレクションズ」の前に、
マトリックスシリーズを見てみよう、
という事で11月4日の記事では、「第1作目の「マトリックス」を初めてちゃんと見た」という記事を書いたが(リンクはこちら↓)
https://shingosan.hateblo.jp/entry/2021/11/04/191745
昨日、その続編「マトリックス リローデッド」を初めて鑑賞した。
今回もストーリーの流れは、このブログでは事細かに記さないが、
あらすじをざっくり言うと、この「リローデッド」では、
25万体もの「センティネル」と呼ばれる大量の破壊ロボットが、72時間以内にザイオンに襲ってくる事が判明する。
それに対して「こりゃ、なんとかせんといかん。」という事で、
モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)を中心とする反乱チームは、全てのマトリックスに繋がり、全ての意思決定を下すとされる「根源(ソース)」を見つけ出すため、
再びマトリックス空間に乗り出す・・・
というものである・・・が、
このあらすじを読んだだけでは、未見の人は「どういうこと?」となる人がほとんどだと思う。
「根源(ソース)」って何なん?
それに辿り着いたら何なん?となるだろう。
それに関しては、詳しく書こうと思えば、書けない事もないけれど、正直「めっちゃしんどい」ので(笑)、
まだ未見で気になる人は、実際に映画を見てみてください(丸投げ)。
解説してるサイトもあるしね。
そっちを読んだりしてください。
ただ、この作品は1作目を見てないと、本当にストーリーに全くついていけないと思うので、
これを見る前に1作目は必ず見ておいた方がいいと思う。
で、結果的には僕としては、この「リローデッド」はあまり面白くなかった。
まず、冒頭のトリニティ(キャリー=アン・モス)の登場シーンは個人的に相当カッコよく(だが着地はカッコよすぎるあまり、コント的でもあると言える)、
「お、面白いんちゃうの?これ。」となったが、その後、それはすぐに冷める。
ネオたちが「ザイオン」に帰還した時の、
「あー、こっちの方向に行っちゃったか」感?
上手く説明できないのだが、
「どこかで見たことがあるような、標準的なSF映画」になっちまった感というか、何というか。
「1作目からだいぶ雰囲気変わったな、おい。」というあの感じに、本能的に拒絶反応が出てしまった。
ただの僕のわがままなのかもしれないが、なんか馴染めない。
そして、最初の方のネオ(キアヌ・リーブス)とトリニティのセックスシーン。
あれ、絶対要らない。
ディズニー作品ほどではないだろうが、
マトリックスシリーズみたいな、家族と一緒に見る可能性がまだ高そうな作品においては、やっぱりセックスのシーンは入れたらいかんね。
他にもツッコミどころはある。
エージェントスミスが大量に出てくるシーンなんかは、散々戦っておいて、最後はネオがスーパーマンみたいに飛んでいくのだが、
「じゃあ最初からグダグダ戦わずに、空にぶっ飛んだらええやん。」と思ったし、
中盤にももう一回、
ネオがエージェントスミスとは違う大勢の敵との大立ち回りを演じるシーンがあるのだが、
あれも蛇足に感じた。
「また殴り合いか」と。
その後のカースタントは、まあまあ良かったかな。
ワイヤーアクションに関してはマトリックスの場合、
2作目ともなると「どや」感が漂いすぎて、正直、僕はもうお腹いっぱい。
多用すると、僕にはだんだん「自己パロディ」のように感じられて、なんか見ていてむず痒い感覚を覚えた。
何となく予想していたが、やはり「リローデッド」は、そんなには面白くなかった。
ストーリーについては難しい言葉も出てくるが、それなりにわかった。
とりあえず、ここまで来たら、この続編の「レボリューションズ」も見ることにしよう。
「マトリックス リローデッド」の
僕の評価は100点満点中、57点。
というわけで、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。