シンゴさんの、ふとしたつぶやき。

100点満点採点で映画を評価した記事と、あと他愛もない雑談と。

ここ数日間、YouTubeでテンダラーの漫才をずっと見ているが、これ日本一面白くないか?

最近、ちょっとメンタルが病み傾向だったのだが、

(と言っても、まわりの人が見たら、どう見ても元気で充実してそうな風にしか見えないと思うが)

 

Mー1グランプリで錦鯉の優勝を目の当たりにしてから、

だんだん元気を取り戻してきた。

 

「ああ、やっぱりこういう時(病んでる時)は、自分にとってはお笑いだな。」と思って、

昔から好きな漫才師であるテンダラーのネタを、

ここ数日間、仕事が終わって家に帰った後、久しぶりにひたすら見ていたのだが、

この2人の漫才はやっぱり面白いと思った。

 

結成27年半という事で、

もう完全にベテランの域に入っているが、

テンポ、動き、ボケとツッコミ両方の切れ味、掛け合いのリズム・・・

総合的に見て、今時の若手と比べても、負けていないどころか、

「いやこれ、日本で最強の漫才師じゃねえか?」と思ってしまった。

 

まあ、笑いは人それぞれ好みがあるので、

「そうじゃない!1番面白いのは○○だ!」という意見があったら、その人にとってはそれが正解なので、それはそれとして尊重するが、

テンダラーを「最強」と言ったのは、「順位的に1番」というのとはちょっとニュアンスが違います。最大級のリスペクトを表す言葉としての「最強」です)

 

控えめに言っても、

テンダラーは「最高クラスの中の一つ」であるのは間違いないと思う。

 

もしMー1グランプリが、出場資格である結成15年以内の縛りをなくしたら、

テンダラーは、余裕で最終決戦のファイナリスト3組に残れるんじゃないか?と思ってしまったりもする。

 

お二人は2001年、2002年、2003年、2004年のMー1グランプリにて、いずれの大会でも準決勝まで進出した実績がある。

 

Mー1に出場した時のネタを僕は見ていないので、

その当時はまだまだ漫才が荒く実力不足だったのか、

大舞台でいまいち調子が出なかったのか、

審査員にハマらなかったのか、

はたまた審査員の見る目がなかったのか、

それは僕にはわからないが、

とにかくテンダラーは、昔から個人的にめちゃくちゃ面白いと思う。

 

大声を出したり、奇天烈な動きで暴れたりするんじゃなくて(それが悪いというわけではない)、

「うん、そうそう、これを『漫才』と言うんだよな」と、

「漫才を見にきた人間」を納得させてくれる漫才を見せてくれるテンダラー

 

数年前に、なんばグランド花月で初めてお二人の生の漫才を見たが、その面白さに爆笑し、そして感動した。

 

YouTubeで見ているうちに、また劇場で見たくなってきた。

 

グランド花月には電車で30分で行けるし、

来年、久しぶりに劇場に見に行ってみようかな。