今日は珍しくプロ野球について。
今から書く事は、巨人ファンの方々の気分を害する内容になるかもしれないが、
あくまで阪神ファンの僕が勝手に思っている事なので、「名もなき、いち阪神ファンの戯言」として軽く流していただければと思う。
今日、神宮球場で行われたヤクルト巨人戦は、
8-7のスコアでヤクルトが勝利した。
巨人は初回に坂本と岡本のホームランで3点を先制したり、
6回に同点に追いついたヤクルトを7回には突き放すなどしたものの、
結果的にはヤクルトのオスナが逆転スリーランホームランを打ち、勝利。
ヤクルトはマジックが6になり、優勝にまた一歩近づいた。
阪神ファンの僕としては、今日の巨人には文句たらたらの試合であった。
あそこまでいったら勝てよ、と。
全くもって使えない。
やっぱり巨人は、中田翔がシーズン途中から突如としてチームに加わった事が、かなり影響を及ぼしているのではないだろうか?
普通に考えて、他チームで暴力事件を起こした、打率が1割台の打者を無償トレードで移籍させて、
しかもいきなり1軍登録させてレギュラーで使うなんて、一体そんな事を誰が歓迎するのだろう?
中田の後輩に当たるような若手選手は、そんな人間が自分のチームに入ってくるなんて、
「今度は自分が標的にされるんじゃないか?」と、ある者にとっては恐怖だろうし、
「なんで日ハムを暴力行為で追い出された奴がいきなりレギュラーなんだよ?」と、
ある者にとってはおもしろくないだろう。
今の巨人の選手は若手ベテラン問わず、中田に対して、どういう距離感で接していいかわからない者がほとんどだと思う。
(全部、あくまで僕の推測です)
僕は阪神ファンなので、ずっと巨人の試合を見ていたわけではないが、
今日のヤクルト巨人戦は、阪神ファンにとっても注目の試合なので、他チーム同士の試合を滅多に見ない僕でも珍しく中継を見ていた。
この試合では、ヤクルト2点リードの8回表に、中田が1点差に迫るソロホームランを打ったのだが、
普通、1点差に迫るホームランを打ったりしたら、本人もベンチも「まだいける!」となって、
活気付くものである。
それがどうだろう。
あくまで僕の見た感じだが、
打った中田は淡々とした表情でベースを回り、
迎え入れるベンチの面々も儀礼的にグータッチなどをして迎え入れるも、興奮した様子など微塵もない。
全くもって、巨人に「チーム感」が感じられないのである。
それは今シーズンの優勝の可能性がなくなったのが大いに関係しているのかもしれないし、
巨人がこの試合が始まった時点で、引き分けを挟んで8連敗していたから、という事も関係しているかもしれない。
あるいは、この低迷ぶりの中、来季も原監督の続投の可能性が報道された事が、選手の士気を下げている1番の要因かもしれない。
色々な要因が考えられるが、
この巨人の低迷ぶりと覇気のなさは、明らかに中田翔の加入・・・言い換えると「中田翔のような問題児を、上の判断ですんなり移籍させた事」にあると僕は見ている。
繰り返しになるが、
やはり暴力行為で追い出された選手が、制裁をほぼ受ける事なく、他チームに電撃的に移ってすぐにレギュラーの座を与えられる事など、あってはいけないのではないだろうか?
例えば、僕が巨人の選手だとして、中田選手の守るポジションで頑張っている選手だとしたら、
「暴力をふるって日ハムを追い出された中田が入ってくる」と知ったら愕然とするだろう。
「いや、そういう事なら、じゃあもう俺が巨人、出ていきたいわ。」と思うかもしれない。
何にせよ、「いや、来なくていいって。」と思うのは間違いない。
・・・今日は、阪神ファンでありながら、なんとかヤクルトの快進撃を止めてくれ、と祈る気持ちで巨人の応援をしていたが、
結果は「やっぱりな」という感じである。
ちなみに僕は30年以上の阪神ファンであるが、巨人というチームに対して特別に敵対心的な感情は持っていない。
もう、そういうのって何というか・・・古い。そもそも昔から巨人ファンは、阪神のことを正直、宿敵とも思ってないだろうし。
ただ、今の巨人を見ていると、またもや色んなチームから選手を掻き集めている印象で、
かつて見た「寄せ集め」軍団だなあ、とは思う。
阪神ファンとしては、「魅力のないチームだなあ」という目で見ている。
今年に関しては、その極めつけが「中田翔の加入」だったのだが。
中田本人も暴力行為については、本当に反省しているだろうし、中田本人も言いたい事はあるかもしれないが、
本当に出直したかったら、巨人に移籍した時点で、自分から「自粛も兼ねて、しばらく2軍で修行させてください」くらい言わないと。
ま、そんな言葉が出るような人物ではないから、日ハムであんな事をしたのかな?と。
というわけで、今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。