シンゴさんの、ふとしたつぶやき。

100点満点採点で映画を評価した記事と、あと他愛もない雑談と。

「高嶺のハナさん」にハマってしまう。

一昨日、Amazonで「何か面白い本なり、漫画はないだろうか?」と色々検索してたら、
なんとなく気になったのが「高嶺のハナさん」。

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ムラタコウジさんという漫画家さんの作品で、

製菓会社の商品企画部で働く仕事出来すぎのバリバリキャリアOL「高嶺華(たかみねはな))が、

仕事ダメダメで、何をやらせてもポンコツの部下「弱木強(よわきつよし)」に対して、

彼のあまりの仕事の出来なさ加減がゆえに、

毎日厳しく叱責しつつも、実は彼に対して密かに恋心を抱いている・・・

というツンデレ系恋愛コメディ。

 

1巻がKindle Unlimitedで無料だったので、特に期待せずに読み始めたのだが、

これがなかなかページを繰る手が止まらない。

 

一話一話が割と短く、サクサク読めて面白い。

 

まず主人公の高嶺華の、部下の弱木に対する偏愛ぶりが際立っていて、

華は弱木のダメすぎる部分も含めて、何もかもが好きすぎるのである。

 

弱木のあまりの仕事ができなさっぷりも、華にとっては可愛いくて仕方ないし、

弱木の困っている時の顔、謝る時の素直な態度、小学生にも笑われるレベルの幼稚な発想、などなど全てが華にとっては愛おしくてたまらない。

 

会社内では他の社員が見ている中で、

弱木を大声で怒鳴りつけるのだが、その都度

「またやってしまった(怒ってしまった)」と自己嫌悪に苛まれる華。

 

社内で一目置かれるバリバリキャリアOLなくせに、恋愛偏差値は小学5年生レベルという高嶺華というキャラクターに読み始めから感情移入してしまう。

 

実は弱木の方も、高嶺華の事が好きなのだが、

弱木は「こんなダメ社員の自分が、高嶺さんと付き合えるわけがない。」と思っていて、

二人の恋心は、想いが通じ合う事なく、すれ違っていくばかり。

 

僕は1巻を無料で読んだのたが、

2巻目から有料だったので、早くも続きを読むのを断念(いや・・・買えよ笑)。

 

YouTubeでドラマ版がアップロードされていたので(この動画が著作権法上、有りなのか無しなのかは僕には聞かないでくれたまえ)、

そっちで最終話まで見た。

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ドラマ版の高嶺華役は泉里香さん。

これがまさに「高嶺華」そのもので、見事にハマっている。

 

どうもドラマ版は、漫画版とは少し内容が途中から違っていて、

画像にある「天井苺(あまいいちご」)と、

「更田元気(さらだげんき)」というキャラクターは漫画版にも登場するが、

 

漫画版に登場する「淀屋橋うめ(よどやばしうめ)」と「不動凪(ふどうなぎ)」というキャラクターはドラマ版には登場しない。

 

まあ結局は、いずれ漫画版も読むことになりそうだ。

 

ドラマ版は一昨日、お昼すぎから夜7時まで休憩を挟みつつ、第一話から最終の第十二話まで一気見してしまった。

 

普段、ほとんどドラマを見ない自分にしてはとても珍しい。

 

なんかようわからんが、ハマってしまった。

ま、単純に「面白い」からなんだが。

 

こんなにぶっ続けでドラマを見たのは「プリズン・ブレイク」以来である(国もスケール感もジャンルも全く違うが)。

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漫画版にも出てくる、

社内でも随一の「あざとカワイイ系女子」、

天井苺をドラマで演じるのは「香音(かのん)」さんという女優さんだが、

個人的にこの子がかなり可愛い。

 

漫画版でも、自分で「私の可愛さを持ってすれば、大抵の男は私の言うことを聞いてくれる」と自覚している自惚れ女子なのだが、

「なるほど。この子が演じるなら異議なし!」と思えるほど、確かに可愛い。

 

少しどういう経歴の人なのか気になったので調べてみたら、

野々村真さんの娘さんだった。

「ああ!そういえば、いつかなんかの記事で野々村真の娘がモデルデビュー、とかっていうのを見た記憶があるけど、この子だったのか!」と、妙に感動してしまった。

(下の説明文はWikipediaから引用↓)

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ドラマ版では、泉里香さんが弱木に対しての本心を心の中で呟く時の声がかなり甲高く、

個人的にはそれが少々耳に痛かったのだが、

この4人が織りなす四角関係の行く末が気になり、全く途中で飽きることなく見れた。

 

まさか自分が44歳にして、このような恋愛コメディにハマってしまうとは思わなかった(笑)。

 

先ほども書いたが、漫画版「高嶺のハナさん」もこれから読み進めていこうと思う。

 

というわけで、今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。