シンゴさんの、ふとしたつぶやき。

100点満点採点で映画を評価した記事と、あと他愛もない雑談と。

遅ればせながら、水ダウの飲食店企画を見たけど、ありゃダメだわ。

炎上して話題になっていた「水曜日のダウンタウン」の、

「一度もテレビに取材されたことがない飲食店を4回連続で当てないと帰れません」企画を録画していたので見た。

 

僕はかねてから、基本的にはこの番組のファンであったが、そんな僕でさえ「あ、これは違うわ」と引きまくりの、失礼極まりない企画であったと思う。

 

お店の外観から「この店って恐らくテレビの取材されそうにないよね?」という失礼な憶測を元に、

実際に取材されたことのないお店のイチオシメニューを食することを罰ゲームとして扱い、それを「ドボン飯」と呼称するセンス・・・。

 

この企画を考えた人もアレだが、それを通したディレクターなり、上の人間の感性もどうなの?という感じである。

 

公共の電波で、芸人たちにあんな言われ方をした飲食店の方の気持ちを考えると、僕はくすりとも笑えなかった(ついでに言うと、松本人志も最後に、お店の人に対して失礼な物言いをしていたね)。

 

続いての、先輩が後輩に対して、指定されたワードを入れ込んで説教していく企画も、

あれは元々嫌いな企画なので(なんか、ああいう説教ドッキリみたいなのは全部嫌い)、笑えなかった。

 

水ダウは過去にも「おいおい・・・それは」という表現があったりして、かなり危なっかしい面があったが、

今回の飲食店のは流石に、僕としては擁護の余地がない。

 

ダウンタウン始めスタジオのパネラーもみんな、ところどころ引いていたし。

 

これが、人をぞんざいに扱ったとして疑惑の渦中にある松本人志の最後の出演回というのも、なんだか因縁めいたものを感じる。

 

今回の飲食店企画を見ている時、昔「ダウンタウンのごっつええ感じ」で放送された「日本一まずいラーメン屋発見!」という企画があったのを、ふと思い出した。

 

あれも今考えたら、失礼極まりないロケなのだが、

炎上という言葉もない頃で(まあテレビ局に直接クレームなどはあったのかもしれないが)、

恐らく店のマスターも、イジられるのを承知の上で取材協力していたと推測されるので(実際どうやったんやろ?)、成立したと思う。

 

けど今回の水ダウ企画は、ごっつええ感じが放送されていた30年前にやったとしても、多分、クレームの嵐やと思うなあ。

【ネタバレなし】「ゴールデンカムイ」 ゴジラ−1.0に続き「日本映画、イケるやん」と唸った快作。

ゴールデンカムイ」を鑑賞。


100点満点で、90点。


f:id:otomiyashintaro:20240125225720j:image


2014年から2022年まで、
週刊ヤングジャンプにて連載されていた漫画が原作。


僕としては、去年か一昨年前くらいかに、
自宅近くの駅に、
ゴールデンカムイ展」の告知ポスターが貼られているのを見た時、
「へえ、最近こういう漫画があるのか」と思った程度なので、
もちろん原作を読んだことがないのだが、
そのポスターに描かれた軍人っぽい青年と、
民族衣装らしきものを着た女の子(勉強不足で、その時はそれがアイヌのものだとは知らず)の、
躍動感あふれる構図の絵が、わりと鮮烈に頭に残っていた。


そこから月日は流れて2024年になり、
実写映画が公開されることとなったが、
実のところ、公開前の予告編でも、
「これは見に行きたい!」となるような、
そそられるものがあったわけではなく、
「とりあえず様子見で、評判が良かったら見に行こうかな?」くらいのスタンスだった。


そして公開後の評価だが、
この記事を書いている時点(1月25日)で、
映画.comでは、300件以上のレビューでの平均点が4.2点と非常に高かったので、
「じゃあ見てみようか」という結論に至ったわけである。


今回、ちょっと原作との比較もある程度したかったので、劇場へ足を運ぶ前に、
Amazonプライムビデオで、アニメのシーズン1エピソード4までを見たのだが、
「ああ、これは面白い話だな」と。


あとは、実写における再現度などが、
いかほどのものかという期待と不安(先行で見た人達の評価が概ね高いので、実のところ不安はあまりなかったが)を携えて鑑賞に臨んだわけであるが、
最初のロシア軍との戦いのシーンから度肝を抜かれた。


「これ・・・、めっちゃくちゃ完成度高いやんけ・・・・!!」と大興奮である(笑)。


あくまで僕個人の感想であるが、
アクションが伴うシーンでは、
アニメーションでは出しきれない実写ならではの臨場感と迫力(アニメが実写より劣るという意味ではないので誤解のないように)があって、
そのクオリティは極めて高い。


素直に感動した。


原作の再現度が高いとか、そういうことを超えて、単純に一本の面白い映画として見れる。


なんなら、この実写映画作品としての「ゴールデンカムイ」を新鮮な気持ちで楽しむために、
僕はむしろ、原作である程度のところまでの予習などしなければ良かった、とさえ思ってしまった。


現在上映されているのは、パート1ということで、
この先いつかパート2以降が公開されるわけだが、
あえてこの後のストーリーは読まない(アニメで見ない)ことにした。


原作と比較して「おお、ここはキッチリそのまま(原作どおり)やなあ」という楽しみ方も、
それはそれで面白いと思うのだが、
やはりバージョン違いとは言え、同じストーリーを2回見ると、
初見の感動は薄れてしまうだろう。


それにしても最近は、ゴジラの大ヒットといい、
この「ゴールデンカムイ」の完成度といい、日本の映画になにか勢いというか、元気というか、明るい兆しのようなものを感じるのは僕だけだろうか?


視覚効果のレベルも上がってきているし、
そういったあたりの作品の質の向上は、日本人として単純に嬉しく思う。


ゴールデンカムイ」パート2の公開が待ち遠しい。

【ネタバレあり】「さかなのこ」 子供の好きなものを否定しない親には、宝くじの1等に当たったくらいの感謝をしないといけないと思う。

 

「さかなのこ」を鑑賞。


100点満点で、81点。

 

今回の記事はネタバレがあります。未見の方はご注意。


f:id:otomiyashintaro:20240120002257j:image
タレント、魚類学者、イラストレーターなどの肩書を持ち、
日本を代表する「魚博士」として有名な、
さかなクンの半自伝的映画である。


実際のさかなクンは、宮澤正之(みやざわまさゆき)さんという男性だが、
本作で主演を務めるのは、女性俳優の、のん。


このキャスティングからしても、
かなりチャレンジングな意欲が見て取れるが、
中身の方も、謎のファンタジー要素が挟み込まれるような、型にとらわれない作風である


正直な気持ちとして、
見る前は「のんがさかなクンを演じるって、どんな感じになるんだ?」とか、
共感性羞恥のような感情を抱いてしまうかもしれない、
といったような不安を抱いていたのだが、
その心配は杞憂に終わった。


映画が始まってすぐに、画面上にバーン!と出てくる、「男か女かはどうでもいい」といった内容の文言が、
必要だったのかどうかはさておき、
「のんの演じるさかなクン」は、
僕の目には全編通して何の違和感もない。


それどころか、途中から、「このキャラクターを演じられるのは、のん以外ない」とさえ思ったくらいだ。


それくらいのハマり役に感じたし、
のんを若かりし頃のさかなクンとして起用した監督に拍手を贈りたい気持ちになった。


前半の子供時代から高校時代までは、
フワッとした雰囲気のコメディ的色合いが強く、
これがかなりいい感じだったのだが、
僕としては、前半を面白く感じた分、中盤に少し中だるみを感じて、
後半は前半よりもトーンダウンした印象を受けた(それでも決して内容自体が悪かったわけではない。さかなクンがテレビに初登場するクライマックスシーンでは、自然と涙が溢れてきたくらいに良かった)。


それにしても不思議な映画だ。


さかなクンの半生を見せる映画なのに、
何故か本物の「さかなクン」が、
トレードマークのあの帽子を被って、
子供時代のさかなクンの近所に住む謎のおじさん役として出演するという、
一瞬、「は?」となる奇天烈な演出(笑)についても、
個人的に何故か許せてしまうものがある。


誰もが「そんなの叶うわけない」と思うような夢を叶える話に加え、
ヤンキーが立派な大人になる話という、
多くの日本人が好む物語二大要素(笑)を絶妙なセンスで配合した良作。


久しぶりに、監督のセンスの良さにしびれるものを感じた作品であった。

(オチ以外でほんの少しネタバレあり)「カラオケ行こ!」 X JAPANの「紅」は、裏声で歌ってはいけません。

 

「カラオケ行こ!」を鑑賞。


100点満点で、70点。



f:id:otomiyashintaro:20240117213345j:image


原作漫画の存在は知っていたが未読。


そこそこに楽しめたし、面白かった。


歌が上手くなりたいヤクザが、
合唱部所属の中学生に指導を仰ぐという、
漫画ならではの設定とも言える内容で、
その時点ですでに可笑しみを感じるのだが、
ヤクザが愛して止まない曲が、
X JAPANの「紅」というところが、かなりいい所をついている。


声に出さずとも、心の中で「クスッ」となるようなタイプの笑いが散りばめられているが、
中盤あたりの、ヤクザの組員達が一人一人順番に歌っていって、
中学生から一言ずつ歌唱指導を受けるシーンについては、流石に声を漏らして笑ってしまった。


割と万人受けしやすいタイプの作品だとは思うし、
全体的にソツなくまとまっているが、
そのソツのない感じが、逆に僕にとっては少し物足りなかった部分でもある。


ちなみに綾野剛を見ると、
蒸し返すようで申し訳ない気持ちもあるが、個人的にはどうしても、
かつてガーシーがYouTubeで発信したアレの件を思い出してしまう。

まあ、「アレはアレで、コレはコレ」と思いながら見ていたが。


あと、映画の評価とは関係無い話で恐縮なのだが、
僕の両隣に座っていた方(右側が40代後半くらいのおばさんで、左側が60代くらいのおばさん)が、
両方ともゲラというか、笑いのハードル設定がけっこう低い方のようで、
まあ別に何を面白いと思うかは人それぞれだから、
僕もこの事について言及するのは、ちょっとやらしいというか、
少し気が引けるところもあるのだが、
そのおばさん達、笑うところが他の観客よりもかなり多めの傾向で、
ちょっと色々ウケすぎちゃう?と、
横にいてかなり気になるものがあった。


「え、そこもそんなに面白いの?」と、
どう見てもそれほどの落とし所でもない場面であっても、
クスクス、クスクスと笑うおばさん達の過剰反応にちょっと戸惑ってしまったというか、
「いや、ここって、割と普通の会話の場面つうか、まわりも誰も笑ってないけど・・・、ええ・・・そんなにウケる?」みたいな。


いや、これを言うと、
「そんなん、人の自由やろ。ほっといたれよ」という声が上がってくる事が予想されるので、
本当は僕もあまり言いたくなかったし、
僕も基本的には「何を面白いと思うかは人それぞれ。自由」と思っているから、
まあ、いいっちゃあいいんやけども・・・。


うーん・・・けど、正直どうしても、
「え、そこなん?」という瞬間が、
一、二回ならまだしも、けっこう何回もあったので、
挟まれた僕としては、申し訳ないけど気が散りました・・・。


まあ、笑える場面が他の平均の人より多いというのは、
ある種幸せな事だとは思うが、
あれは、やっぱりちょっと今思い出しても、ところどころ集中できなくなるというか、
気が散るものがあったなあ(苦笑)。

大物タレントの挫折で思い出した稲盛和夫さんの言葉。

京セラ創業者の稲盛和夫さんが言ってた
「失敗が続くうちは試練ですが、
成功するのもまた試練なのです」という言葉を思い起こしてしまうなあ。


この言葉の本筋の意味としては、
「成功するとまわりの期待値も上がる。さらなる成功を求められる重圧がかかるようになる」という事だと思うんだけど、


僕の拡大解釈としては、
「成功すると誘惑も多くなる。その誘惑にいかに惑わされずに、真っ当な努力と生き方を実践できるか。だから成功もまた試練なのだ」とも捉えている。


成功がもたらす試練は、あるゆる人間にとって、何者かになろうとしていた頃の試練より厄介なものだと思う。


隠された落とし穴みたいな側面があるから。


まあ、浮かれて油断して穴に落ちた人を擁護する気はないが。

【ネタバレなし】「アクアマン/失われた王国」 最近のマーベルの低調気味に歩調を合わせるかのごとく、これはDCも中々厳しいですね。


「アクアマン/失われた王国」を鑑賞。


100点満点で、59点。 


f:id:otomiyashintaro:20240112190747j:image


第1作目の「アクアマン」は、数年前に劇場で見た。


その時の僕の感想は、
「可もなく不可もなく。まあヒーローものに興味の無い人には全く刺さらんだろうな」という感想であった。


そして、この第2作目の感想は、
「可もなく不可もなく。まあヒーローものに興味の無い人には全く刺さらんだろうな」である。


一作目と一緒!(笑)


しかし、時代はどんどん流れ、
人々がものを見る目も、ずいぶんアップデートされている。


この2024年に、
この手のファンタジー系フルCGヒーロー大活躍ムービーを見ていて思ったのは、
「もう、ハリウッドもいよいよ手詰まりかな?」という事である。


映像クオリティは相当に高いと思ったが、
今の時代において、この映画で披露されたそれらに驚愕させられることは、少なくとも僕に至っては、ほぼ無かった。


ストーリーも「悪いヤツが悪い事をしようとして、それを正義が駆逐する」という以上のものは何もなく、
これまでの人生で、色々な映画をそれなりの本数見てきた自分としては、
最初から最後まで、ほとんどのシーンで心が動かされる事もなかった。


あ、一つだけあった。


ネタバレになるので詳しくは言えないが、
登場人物の食事にまつわるシーンである。


あそこに関しては、「オエッー!」となった。


見た人は、僕がどのシーンのことを言っているのか、一発で分かると思う。


あれは「気持ち悪い」という意味で、心を動かされた(笑)。

タレントの井上咲楽さんなら、あれを見ても何とも思わないかもしれないが(むしろ「美味しそう」と言うかも)。


アクションに関しても、全体を通して、なんだか突き抜けたものがなく、
この手のジャンルは、ハラハラさせるようなアイデアがあればあるほど、
評価が高くなっていくのだが、その点の演出についても凡庸で、
個人的にはまだ一作目の方が、色んな面で上だったかも。


ツッコミどころも、まあこの手のジャンルについては、いちいち取り上げるのもアレなんだが、多い。


そもそも、アクアマンの敵役の「ブラックマンタ」って何者なんだよ?という感じで、
やたらとデカい組織を率いているし、組織のルーツも資金源も、
映画内でちゃんと説明されていないのでよく分からないし(もしかしたら、コミックを読んでいる人は詳しいかもしれないが、ほとんどの人はそんなマニアではないので)、
まずそういった基本的な部分でモヤモヤしたものを抱えながら、見ていた部分もある。

 

基本的に僕は、ヒーローものは好きなので、
今までこの手の作品が公開されるたびに、
足繁く劇場に通ったりしていたのだが、
なんか最近は良い作品が無いというか・・・・、
もうお腹いっぱいになってきたなあ(笑)。


自分の中で、ヒーローものはマーベルとかDCとか関係なく、
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」をピークに、
その後見たドクター・ストレンジが最悪のつまらなさで、
それから以降も「何か面白かった作品、あったっけ?」と思い出そうとしても、
何も出てこない。


ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの3作目は、
自分としてはかなり面白いと思ったが、
「ヒーローものか?」と言われたら、
ちょっと違う気もするし。


このアクアマンは、6歳から12歳くらいまでの男の子には刺さるかもしれん。


少なくとも、40代後半を生きている、
準映画オタクの僕を興奮させるものは何一つなかった。


あと、どうでもいい話だが、
アクアマンには弟がいて、アクアマンを演じるロン毛でヒゲモジャの人が兄貴で、
金髪の短髪イケメンが弟なのだが、
僕の感覚的には、逆じゃないか?と思った。


ヒゲモジャの方が、弟感が満載のような気がするし、
金髪イケメンを兄貴に設定した方が、
「弟に負けてしまった兄貴」という構図を土台に、人間ドラマの幅を広げられるような気がしたのだが。


ま、ここでそんな事を言っても仕方ないか。


とりあえずこの映画を見て、
自分の中でヒーロー映画は、ひとまず終わりました。

【詳細なネタバレなし】「コンクリート・ユートピア」 世界の終わりのような出来事に直面して、生き残ってしまったがゆえの悲惨さが容赦なく描かれる。

 

「コンクリートユートピア」を鑑賞。

 

100点満点で、69点。


f:id:otomiyashintaro:20240111004849j:image

 

地震にしてはあまりにも巨大すぎる、
巨大隕石でも落ちてきたのか?と思わせるような災害に見舞われた韓国の地で、
奇跡的に倒壊を免れた、たった一棟のアパート(日本でいうところの「マンション」に相当する規模の建築物だが、韓国では、これらの建物を「アパート」と呼ぶようだ)。


警察や軍隊の救助も全く来ない中、
アパートの住民達による相互扶助の生活が開始されるのだが・・・というあらすじ。


物語の冒頭から、唐突に謎の災害が発生し、
その災害が何なのかは、最初から最後まで一切の説明がない。


地震のように、まず地面がグラグラと揺れて、ほどなく地面が割れて・・・とかではなく、
大地全体が津波化したような感じでモリモリと盛り上がり、
あらゆる建物や道路が満遍なく破壊されていく様子は、
先ほども書いたように、まさに巨大隕石が衝突したのか?というレベルで、
韓国どころか、全世界レベルで壊滅したんじゃないか?と思わせる、凄まじい災害なのだ。


もちろん、そんな壊滅的状況であるので、
テレビ及びラジオ放送や、ネットも機能していないだろうから、
そこからの情報を頼りにするような描写もなく、
生き残った人間たちは、道標もない状態で、ただただ生きることだけに専念しなければならなくなる。


極寒の季節の中、アパートの住民たちは自治組織を立ち上げ、限られた量の食料、水を分け合うかたちで生活し始めるのだが、
徐々に歯車が狂い始める。


とにかく悲惨、悲惨、そして悲惨な展開が目白押しの、
最初から最後まで、ほぼ救い無しの作品。


人間の持つ嫌な部分、極限に追い込まれた人間たちのむきだしの本性を、これでもかと見せつけられる。


人によっては、「ああ、なんか今日は、本当に嫌な映画を見てしまったなあ」という気持ちにもなるだろうし、
実のところ、僕もその一人なのだが、
最初から最後まで退屈せずに見れたという点では、個人的にかなり優れた作品であると思った。