今回は、中国のブランド「水月雨(moondrop)」が、「エントリークラスの競争に終止符を打つ」というコンセプトの元に開発した有線イヤホン「竹(CHU)2」の簡単な感想。
その売り文句に偽りなしで、エントリークラスの安イヤホンを買い漁り、どんぐりの背比べのような聴き比べをする日々を終わらせてくれそうだ。
箱出しすぐのスマホ直挿しで「おお〜」と唸り、いつもどおりFiio BTR7でバランス接続したら、ほぼ天国でした。
「これが低価格帯最強のイヤホンだ!!」
と、全ての有線イヤホンを聴いてきたわけでもないのに(笑)、「もう決めつけていいでしょ」というレベルで、その音質の良さに感動したイヤホンである。
僕としては、装着感も最高。イヤピも付属のもので十分。
具体的な仕様や音の傾向の解説は、専門的にイヤホンレビューをされている方々のブログや動画などを参考にしてもらえればと思う。
僕のようなオーディオ素人に言えるのは感覚的なことだけ。
ただシンプルに「安くて良い音で聴けるイヤホンを探しているなら、これを選んで」という事である。
ゴリゴリのメタルから、ハードロック、EDM、女性ボーカルもの、ヒップホップetc…と、どのジャンルでも良い音で聴ける。
このクオリティは、イヤホンに全然詳しくない人に聞かせて「これ、1万円したんよ」と嘘をついても、「やっぱり1万円も出すと良い音だねえ~」と言わせてしまうレベルだと思う。
悲しいのは、本来、日本円で3000円弱で買えるイヤホンが、
これを書いている現在、大手家電量販店で5000円台中盤、Amazonでは7000円以上の値で売られているという事。
ということで、僕は今回、中国のアリババグループが運営する通販サイト「AliExpress(アリエクスプレス)」で注文。
初回利用のセールもあって、2500円弱で買えた。
日本に到着後、何故か税関で2週間以上も止められたが、昨日
ようやく到着。3週間待った甲斐があった。
もう一度言うが、もうこのイヤホンの購入で、似たような価格帯の他のイヤホンを試す必要性を、現時点で全く感じなくなった。
3000円以下のものは、僕としてはこれで本当に最後にする。
もう十分。
唯一欠点を上げるとすると、付属のケーブルが臭かったこと(笑)。
まあそれはさておき、今回は良い買い物をしました。