今日は仕事は休み。
献血をしに行って、家に帰ってきてから、
Amazonプライム・ビデオでウィル・スミス主演の「ジェミニマン」を鑑賞。
ストーリーをざっくり言うと、
DIAという組織に属する凄腕のスナイパー、ヘンリー(ウィル・スミス)が、
テロリスト暗殺の命を受ける。
ヘンリーはその仕事に成功はしたものの、
ターゲットを射殺する際に、狙っていた頭ではなく首に弾丸が命中した事に自分の限界を悟り、引退を決意する。
引退生活を送っていたヘンリーだが、仲間から
かつて射殺したその標的が実はテロリストではなく、罪もない分子生物学者であったという事を知らされ、組織に不信感を募らせる。
先んじて、ヘンリーに内情を知られるのはまずいと判断した組織は、ヘンリーを消すために、驚異的な身体能力と殺人術、そしてヘンリーと瓜二つの容姿を備えた暗殺者を送りこむのだった・・・
というもの。
まず感想を一言。
「めちゃくちゃつまらない、ほどではないが、
面白いとも全然思わない」作品。
で、そのようなどっちつかずの作品は結局、僕基準では「大して面白くなかった」という事になるので、
最終結論的には「面白くはない」作品である(まわりくどい言い方ですんません。)
いかんせん、ストーリーにひねりがなく、アクションシーンも、最初のバイクが絡んだ鬼ごっこ以外はだんだんと尻すぼみしていく感じで途中から退屈だった。
少しネタバレで恐縮だが、ヘンリーを殺そうとする刺客がヘンリーと瓜二つなのは、ヘンリーの遺伝子から生み出された「クローン人間」だからである。
で、これが現代の映像技術の力によって、見事に51歳のヘンリーと23歳のヘンリークローンが違和感なく共演できていて、そこに関しては感心した。
感心するとともに、
「こういう(顔をはめ込み加工する)技術で、いわゆるフェイクニュースを作って、嘘をまるで真実かのように流布させる事が可能な時代になってくるんだろうな」と考えると、
ちょっと怖く感じる。
映画の評価は100点満点で52点。
本編より予告編のほうか面白かった、という少し残念な作品でした。