「イカゲーム」シーズン1は、ひとまず最終話のエピソード9まで全て見終わった。
「こんなの、カイジ、バトル・ロワイアル、LIAR GAME、ハンガー・ゲームのパクリだ」とか、
一部の人に言われたりもしているらしいこの作品だが(ちなみに僕は上記の作品を見たことがない。カイジでさえも)、
元々この作品は、原作を書き、脚本と監督と演出を務めるファン・ドンヒョクの、
上記に挙げた作品のような物語を作りたい、という意思によって作られた作品なので、
似て当然だし、「パクリ」だと言う声があってもおかしくはないだろう。
そういった声があったとしても、結局は完成度が高ければ、そんな事は些末なことに過ぎない。
個人的な感想を言わせてもらえば、
はっきりいって面白かった。
めちゃくちゃ面白かった。
エピソード1からエピソード9まで、ほぼ3日で見終わったが、
こんなに次のエピソードを早く見たいと思いながら没入したドラマは、自分としては「プリズン・ブレイク」以来だ。
個人的に特に印象に残ったのは、エピソード6。
チーム決めの時点で「あ・・・もしかして、これは・・・」と嫌な予感がしたのだが、
その予感は的中した。
ここは涙なしには見れない、というほどの展開だった。
ただ、エピソード6は最終話に繋がる伏線があって・・・あ、これ以上はやめときます(笑)。
ところどころ細かいツッコミを入れたくなる部分は、当然あるにはあるし(特に最後のゲームなんて、もうゲームちゃうやん)、
最終的なオチ(先ほど触れたエピソード6に関係がある)は、
「ちょっとそれは無理ありませんか〜!?」と苦笑いだったが、
作品の圧倒的面白さの前に「まあ、もうええかあ」という感じ。
主人公ソン・ギフンを演じるイ・ジョンジェを筆頭に、ゲームに参加する側の俳優さん達の演技が本当にすごくて、
そのあたりも感心しながら見ていた。
シーズン2が公開されたらもちろん見る。
楽しみだ。
という事で、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。