少し前、リーガルのローファー「2177」の修行日記を書いたが、
その後、同じ靴のサイズ違いの履き心地は如何なものなのか?という事が気になり、
ヤフオクで、今度は24.5センチと、25.0センチの「2177」を落札した。
左のダークブラウンは、24.5で、履いてみたらほぼピッタリ。
右のブラウンは、25.0で、履いてみたら、ブカブカに近いレベルの緩い履き心地であった。
僕は、「ローファーは、サイズを落としたものを徐々に馴染ませていくもの。慣れるまでの修行に耐えろ」みたいな通説のようなものに踊らされて、
ハーフサイズ落とした24.0センチを購入したのだが、
今回、新たにサイズ違いの2足を購入してみて、
最初から僕の足の実寸である24.5センチを買っておけば良かったと後悔した。
ちなみに、ダークブラウン、ブラウン共にオークションは100円からのスタートで、
最終的に僕が競り落とした落札価格は、
ダークブラウンが1500円、ブラウンは1100円である。
ダークブラウンについては、ハッキリ言ってこの程度の中古具合なら、
5〜6000円前後で売られていてもおかしくない、というレベルのキレイさで、
これを1500円(送料込み2560円)で手に入れられたのは、僕にとっては非常にラッキーであった。
そしてブラウンの方は、ソールに割れがあったのだが(↓)、
こんなものはハーフラバーを貼ってしまえばすぐに隠せるので、
自分で貼り付け工事を行った(↓)。
で、ここからがこの記事の本題なのだが、
「何万円も出して買った靴じゃないし、まして何千円で買ったわけでもないのだから、遊び半分でブラウンの方を染めてみようか・・・」と、
僕はこの靴を眺めていて思ったわけである。
そして思い立ったが吉日ということで、仕事帰りにホームセンターに寄り、
「染めQ」というスプレータイプの塗料を購入。
色は、「みんなが履いているような普通の色じゃ面白くない」と思い、ブラックグレーを選択。
ご飯を食べ終わった後、床にダンボールを敷き、さっそく塗布を開始した。
スプレー型塗料を使って色を塗る作業についてはほとんど経験が無い僕だが、
その結果は・・・・・・・、
見事に大失敗でした。
それがこれである(↓)。
ムラだらけ(笑)。ひどい。ひどすぎる。
こういうのは、何度かに分けて、薄く薄く吹き付けていくのがセオリーという事なのだが、
なにぶん経験が無いので、いまいち要領が掴めない。
一発目に足の甲部分から吹き付けたのだが、
もうこの最初の一発目の仕上がりで、「あれ?これは・・・」という感じで(↓)、
その後も吹き付けていくが、「ああ、終わったなこれ」という、
とにかくヘタクソな仕上がりにしかならないのである(↓)。
挙句の果てには、作業を完遂させる直前でスプレーを使い切ってしまい、この有り様である(↓)。
送料込みで2160円で購入した靴とはいえ、これは吐きそうだ(笑)。
塗料が乾いた後に、「馬毛ブラシで磨いたら、ひょっとしてこのムラは無くなるかな?」と、
淡い期待を込めて必死で磨いたが、全体的にちょっとツヤ感が出ただけで、ムラはそのまま。
人生初の革靴染め直しは、撃沈であった。
とりあえず今度は、スプレータイプではない液状塗料を買ってみて、また挑戦してみようと思う。
というわけで、またその後をレポートします。