最近、ある事がきっかけでカウンセリングの勉強を始めて、この本を購入した。
この本の中にこのような記述がある。
(以下本文より)
カウンセリングの学習を、いったん、ある程度深く進めていった方の多くは、
この世界から抜け出ることができなくなっていきます。
カウンセリングを深く学び、その魅力にとりつかれた人の少なからずが、
「もう、カウンセリングとのつながりなしでは、生きていけない」ようになっていくのです。
たとえば私の大学のある院生は、年収一千万円を超えていた職を投げ打って、カウンセリングの
道を進み始めました。
まだセミプロの彼の年収は二百万円程度です。
けれども、「ぜったいにいまの人生のほうがいい」と彼は言います。
同じように、年収が半分以下になっても、「カウンセラーを目指してよかった」という方の話を
何度もうかがってきました。
また、転職しなくても、
ポランティアとしてカウンセラーとして活動している方とお話をしていると、
「金銭は本職で。生きがいはカウンセリングで……。正直言って、私の生きがいの大半は、カウンセリングのほうにあります。
はやく定年になって、より多くの時間をボランティア·カウンセラーとして使える立場になりたい」
とおっしゃる方もたくさん、おられます。
カウンセリングの世界はそれほど深く、また魅力的な世界なのです。
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・・・こんなものを読んでしまったら、カウンセリングの勉強を続けざるを得ない。
少なくとも僕は。