まずは「ヒックとドラゴン」(ネタバレなし)。
100点満点で、89点。
公開前は全く見に行く気は無かったが、レビューサイトでの評価の高さが気になって見に行ってみたら、途中でちょっと泣きそうになってしまうくらい良かった(笑)。
とにかく自分は、こういった「未熟な少年が成長する物語」や、
「本来、相容れるはずのなかった者同士に芽生えた友情や絆」的な設定にめっぽう弱い(笑)。
まあ冷静に考えると、全編にわたってツッコミどころが満載なのだが、
個人的にファンタジーものついては、そうしたツッコミ要素も、ある程度許してしまう。
ドラゴンと少年による圧巻の飛行シーンなどは、久しぶりに、「これは映画館で観てよかった」と思えるほどの爽快感があった。
続いて、「風のマジム」(ネタバレなし)。
100点満点で、90点。
沖縄の会社で契約社員として働く女性が、社内の新規事業立ち上げプロジェクトに挑戦し、社長になるまでの過程を描いた物語。
「100%沖縄県で採れたサトウキビを使ったラム酒を造る」というアイデアを思いつき、
この主人公の契約社員役が、伊藤沙莉以外、誰もハマりそうな人が思いつかないくらいのハマり役に思えた。
僕は演技の細かいテクニック的な事は分からないので、
あまりにも簡潔かつ、ざっくりしすぎた言い方になってしまうが、
この作品における伊藤沙莉の演技には、強く惹かれるものがあった。
ずっと前に見た作品でのタクシードライバーの役の時も思ったが、
この人は・・・・・・・・、
とにかく良いですねぇ(しみじみ・・・・って語彙力ゼロかよ)。
そして、高畑淳子演じる「おばあ」もすごく良い。
鑑賞後には、「今日は良い映画を見れて良かったなあ」と素直に思える作品であった。
続いて、「ひゃくえむ。」(ネタバレなし)。
100点満点で、52点。
陸上の100メートル走に人生を賭けた男たちを描くアニメ作品。
世間的評価はかなり高めだが、
これはちょっと僕には合わなかった。
登場人物の口から、哲学的ではあるのだが、なんだか聞いていてむず痒くなるような、大袈裟で意識高めのセリフがポンポン飛び出し、
「そんなこと、中学生が言うかよ」とか、
「こういう場で、そんな喋り方するかよ」というツッコミを入れざるを得ず、
第三者的に見ている立場でありながら、
個人的には、ある種の共感性羞恥にも似た居心地の悪さを感じてしまう場面が多数であった。
さきほど「ファンタジーものは、ある程度のツッコミ要素でも許容してしまう」と云うことを書いたが、
こういった現代の社会において実際に存在しうるシチュエーションを描いた物語においては、
たとえ漫画やアニメであっても、
「リアルから逸脱しすぎていないかどうか?」といった要素を、僕は重視してしまう傾向にある。
ラストシーンのあの終わり方は、
人によって不満があるかもしれないが、僕はどちらかというと好き。
最後は、「俺ではない炎上」(ネタバレなし)。
100点満点で、49点。
普通の会社員が、ある日突然SNS上で殺人犯の濡れ衣を着せられ、逃走せざるを得なくなるという物語。
前半は何となく「もしかして面白いんじゃないか?」と期待も高まるものがあったが、
後半から「うん?そういう方向性で行くん?(←戸惑い)」という展開になり、
クライマックスにかけては、平日に地上波で放送される2時間サスペンスドラマ(最近はもう、ああいうのBSでしか放送してない?知らん)のグレードアップ版のような展開になって、
「なんだかなあ」な一本であった。
昨今の狂気じみたSNSの繁栄ぶりを皮肉った内容自体には好感が持てる作品。
でも僕的に評価できるのはそこくらいで、
あとは・・・・、
「阿部寛の声って、やっぱりエエよな」と再確認してる自分がいた(なんだそれ)。
ということで、今回は以上です。
多分、次の更新もけっこう先になりそう。
クソ暑かった夏もほぼ終わりましたが、皆さん体調にはお気をつけください。
ではまた。