どっちも友達にしておきたくないっす、僕は。
確かに、アメリカの大統領が誰になるかで、
少なからず日本にも影響は出てくるが、
決まる前から「こっちになったら最悪」などと決めつけるのはナンセンス。
いったい候補者のことをあなたはどれだけ知ってるの?
と言いたくなる。
今までの歴史で、「こっちになった方が良いだろう」が、
いざなってみれば見事にアウトだった例なんて、
日本やアメリカのみならず、世界中にある。
ヒトラーなんて、その最たる最悪の例ではないか。
僕は冷めた目で見ていたけど、
小泉純一郎が総理になった時、国民の大多数、浮かれてなかった?
僕は冷めた目で見ていたけど、
安倍晋三が2度目の総理になった時、けっこう与党支持者は浮かれてたよね?
自分が推す政治家が当選して、大喜びするなんて、
20年後(あるいはもっと早く。もしかして光のような早さで)には冷え冷えの関係になっているかもしれないのに、
結婚した時点で、天にも舞い上がるかのような気持ちになっている夫婦と似たような心理状態だ。
決して幸福感に浸るな、とまでは言わないけどね。
結婚願望のない僕でさえ、
もし万が一、運命の流れで結婚してしまったら、
多少なりともの幸福感は訪れるだろう。
「なるほど。今回は一応、こっちの方が良いかな?と思っていた候補が当選したけど、
さあ、これからが見ものだね」と、
いつもそういう感じでいたいものだ。
ちなみに、僕は阪神ファンだが、
助っ人外国人、ロサリオが入団した時、
「これで優勝やあ!!」とめっちゃ喜んだし、
開幕戦の東京ドームで、
1試合目からいきなりホームランを打った時は、
「こ、これで優勝やあああああああああ!!!!」となった一人です。
しかしながら、後のロサリオ選手の成績は、阪神ファンなら誰もが知るところ(苦笑)。
人のこと言えない。
人生、スタート時点で過剰に喜ぶべからず。