前記事で、革靴の染め替えを行った事を書いたが、
使った染料がまだまだ大量に余ったので、
今度は、しばらく着ていない内に無残にも色褪せてしまったレザージャケットを染め直ししてみようと思う。
それがこのアイボリーのジャケット。↓
ハルフレザーというブランドから購入したレザージャケットで、
今から確か10年くらい前に買ったと思う。
一時期はお気に入りの一着で、よく着ていたが、しばらく着なくなってから数年が経ち、
そこから今年の春先になって、久しぶりに着ようとしたら、
袖が青味がかった色に変色していた。
これ。↓
はっきりした原因は分からないが、
おそらく着なくなってから全然手入れしていなかったのと、
割と窓に近い場所にハンガーで吊るしていたので、
日光の作用で変色してしまったのかもしれない。
この色褪せは、「経年変化」とか「味」などという言葉で形容できるような美しいもので無いのは誰の目にも明らかなので、
染め直しに挑戦する。
で、それを始めるに際して、
まず心に真っ先に思い浮かんだ事を書いておく。
・・・めちゃくちゃ面倒くさいです(笑)。
実はこのジャケットの染め替えは、
元々専門の業者にお金を払って、やってもらうつもりだった。
ジャケットの染め替えなんて、自分にはハードルが高いと思っているし、
失敗したら(仕上がりがダメダメだったら)、
けっこう安いジャケットだったとは言え(多分3万円台前半で買ったと思う)、
やはりショックではある。
送料込みで2160円で買えた中古革靴に比べると、慎重にならざるを得ない。
まあ、でも材料と道具は揃っているので、
このまま手を付けずにいるのも、それはそれでモヤモヤするものがある。
上手くいこうが失敗しようが、
これはこれで一つの経験を積める、という考え方もできる。
というわけで、今日から作業に取り掛かる事にしよう。
まずは、塗料が付いて欲しくない箇所をマスキングテープでマスキングしていく。
この前身頃(まえみごろ)のファスナー片側だけで、約20分以上を要したのだが、
あーもう、これだけでも面倒くせえ(笑)。
で、画像の箇所までやったところでいったん手を止めて、この記事を書いているのだが、
もう午前1時を過ぎた。
そろそろ寝たいので、続きはまた明日以降にする。
途中経過と完成はまたレポートするが、
いやあ・・・本当に面倒くせえっす(苦笑)。
果たして、僕は最後までやり遂げられるのだろうか?