シンゴさん日記

100点満点採点で映画を評価した記事と、あと他愛もない雑談と。

「エターナルズ」 思ってたほど悪くはなかったけど・・・

昨日はイオンシネマ・シアタス心斎橋にて、

「エターナルズ」を鑑賞。

 

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公開順では「シャン・チー/テン・リングスの伝説」に続く、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新シリーズ。

 

一応マーベル好きの僕としては、公開前から見に行こうとは思っていたが、

世間の評価が、最近のマーベル作品としては、あまり芳しくなく、

内心、今作品はスルーしようかどうか迷っていた。

 

11月17日、午後10時半での

Yahoo!映画でのレビュー平均は5段階評価で

3.34点。

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微妙なところである。

 

でも結局、その微妙さ具合を確かめたい気持ちもあって、昨日見に行く事にした。

 

ストーリーをざっくり説明すると、

舞台は「アベンジャーズ  エンドゲーム」後の世界で、

7000年前から人類を守護、サポート、見守りしてきた「エターナルズ」という、

地球外生命体(見た目は人間と一緒)が、

人類に襲いかかる「ディヴィアンツ」という捕食種族と戦うのだが・・・というもの。

 

ひとまず、見終わっての第一声。

 

「思ってたより見れたが、長い。」

 

正直、長い。

 

時計を見たわけではないので体感だが、最後の30分くらいは、

スクリーンで繰り広げられるエターナルズの戦いよりも、僕のおしっこの我慢との戦いの方が重要だった(苦笑)。

 

まあ、それについては普段「尿意対策」として、劇場で映画を見る時は、ドリンクは飲まないと決めているのに、

この日に限ってコカコーラ・ゼロのMサイズを、無料サービスをいい事に、注文してしまった僕に責任があるのだが。

 

今後、2時間半超えの映画を劇場で見る時は、大人用の紙おむつを着用しようかな?と半分本気で思ったほどである。

 

過去記事で、小学生の頃、授業中にお漏らしをしでかした記事を書いたが(リンク先↓)、

https://shingosan.hateblo.jp/entry/2021/09/06/011904

 

さすがに現在、44にもなって漏らすなんて事はない。

この年で、公共の場所でお漏らしでもしようものなら、迷惑どころか、ある種の「自爆テロ」だ。

本当にダメだと思ったら、いったん離席してトイレに行くことは間違いないが、

幸か不幸か、最近は歳のせいか、排尿の射出に勢いがなく、その分おしっこも若い頃に比べて長時間我慢できるようになってしまった・・・

って、僕のおしっこ我慢自慢はどうでもいいのである。

 

本題の「エターナルズ」のレビューに戻る。

 

最初に言及した長さについてなのだが、

初お目見えのヒーローチームの「紹介」をしていかなければならない、という事もあって必然的にこの長さになってしまったのかもしれない。

 

個人的には、アクションシーン以外の会話劇を見ている時は、

僕は元々、古代の歴史や神話の伝承にまつわる都市伝説などが好きなので、

「うんうん、なるほどな。はいはい、そういうわけか」という感じで、心の中で相槌を打ちながら、それなりに興味を掻き立てられて見ていたので、

別に退屈する事はなかったが、

 

人によっては「眠い」となるのもわかる。

 

という事で、物語のテンポに関しては、人によってだいぶ評価が分かれるところだろう。

 

あとは・・・ヒーローの中の一人が聴覚障害者であったり、あるいはゲイであったりと、

最近メディア等でも頻繁に目にするようになった「多様性の受容」というテーマを反映したものになっているのだけれど、

どうなんかね?これは。

 

やらしい言い方をすると、

なんか、そういうマイノリティと言われる側の登場人物を「今の時代は、とにかくねじ込んどけ感」がなきにしもあらずな印象を受けたのだけれど。

 

映画会社が「我々、映画制作者は色々な事に配慮してるんですよー」というステートメントを出す事に、妙に鼻息を荒くしている感じがして、それはそれで「なんだかなあ」とも僕は思ったのだが。

 

なんか最近、スーパーマンバイセクシャルの設定になったらしいし、

まあ時代の流れなのかな、これも。

 

けど、あれだけの色んな超能力が使えるヒーローで、聴覚障害の人が「手話」を使う、という設定が正直よくわからなかった。

聴覚障害のヒーロー「マッカリ」を演じている俳優さんが、元々の私生活でも聴覚障害者として生活していらっしゃるので、それをそのまま劇中に活かしたのだろうけど、

「そこはテレパシーが使える、という事ではいけませんか?」と僕は思った(って、これめっちゃ失礼な言い方になるんかな・・・?)。

 

しかも「マッカリ」が他メンバーに自分の意思を伝達する時は手話を使ってたけど、

マッカリは他の人の話の内容を、手話を介されずとも理解してたよね?確か(僕の記憶違いだったらごめんなさい)。

 

「え?耳が聞こえないのに、どういう事?」と一瞬思ったのだが、あれは読唇術、読話という事で良いのかな?

 

(ちょっとこのあたり、デリケートな話題であるので、この僕の疑問を読んで不快に思った方がいらっしゃったらご連絡ください。要望に応じて、当該部分は編集もしくは削除します)

 

あともう一つ、気になった・・・というか、これが僕の中で、この映画の最大のマイナスなのだが、

一応、敵として戦う捕食種族「ディヴィアンツ」のデザインが、びっくりするくらいショボいし、なんかCGのクオリティもちょっと低いような気がする。

 

こんな魅力のない敵キャラ、他にあったかな?ていうくらい、個人的に魅力ゼロ。

 

フィギュアとかあっても、僕は絶対欲しいとか思わない。

 

物語としては、こいつら「ディヴィアンツ」の駆逐よりも「重要な事」がエターナルズに起こってしまうのだが、

それはネタバレになるので書くのは控えるとしよう。

 

というわけで、今回の僕の評価は

100点満点中、70点。

 

見る前にだいぶハードルが下がっていたので、タイトルにある通り、

「思ってたほど悪くはなかった」が、

「最高」にはほど遠い。

 

見てない人に「どうやった?」と聞かれたら、多分「めっちゃ暇やったら見てみ。」という感じに答えるだろう。

 

今回はひとまず、新ヒーローの顔見せという事で、次回作以降の既知のキャラクター達との絡みに期待。

 

以上です。

 

あ、補足。

セックスシーンはマジいらん。

そして最初にディヴィアンツに頭食われた漁師のお父さん可哀想。

余裕かまさんと、さっさと登場したれよエターナルズ。

 

というわけで、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。