シンゴさん日記

100点満点採点で映画を評価した記事と、あと他愛もない雑談と。

千日回峰行を満行された和尚に感謝

こんにちわ、シンゴです。

 

昨日(3/13)の夜は布団に入ってから

なかなか寝付けず、結局寝たのは深夜2時頃。

翌朝、目が覚めたのは7時すぎで5時間ほどしか眠ることができませんでした。

 

元々、僕は幼少期から「なかなかに寝付きの悪い人」で、現在まで生涯にわたって布団に入って5分以内に眠りに落ちた、という記憶がないです。

 

母親もどちらかというと寝付きの良い方ではなかったので、そちらの遺伝を多くもらっているようです。

 

逆に父親は「いつでも、どこででもすぐ寝れる人」でした。

 

強烈に覚えているのが、僕が小3くらいの時に

自宅近くの公園にあった

「全て石で出来たベンチ(パッと見、縦3メートル、横1.5メートルくらいの、ただのクソでかい岩)」の上で、

枕も無しの状態で真っ昼間にイビキを掻いて寝ているのを発見した時は、驚きしかなかったです。

「ウソやろ?」と。

 

自分の親でありながら、

「このオッサン、マジでどこででも寝よるな・・・」と。

 

本当にすぐ眠りに落ちる事の出来る人には

心底憧れます^ ^

 

で、朝7時すぎに起きてから、

いつもなら二度寝を試みるのですが、どうも今回はもう一度寝れそうな気がしなかったので、

「まあ、今日(3/14)は休みやし、

昼に眠たくなったら寝たらええわ。」と思い、

歯を磨いて服を着替えたら、

8時すぎには自宅を出て、

英語のリスニング教材を聴きながら徒歩で

難波に向かう事にしました。

 

なぜ難波かというと、

僕の現在の休日の最高に楽しいルーティーンである「開店時間から本屋で色んな本を立ち読みして、帰りしなに美味しそうなものを食べて帰る(或いは買って帰る)」という目的のためです。

 

僕の自宅からは徒歩だと、難波まで約2時間の距離です。

風はまだ冷たいものの朝日が気持ちよく、

睡眠不足とは言え清々しい気分で歩いていたところ、京セラドーム付近に差し掛かった時、

上司から僕のスマホに着信がありました。

 

「あ、これってアレや」

 

はい、勘の鋭い方ならすぐ分かる(鋭くなくても分かるか)「休日の朝に上司から着信」というのは、アレしかありません。

 

「シンゴさん、お疲れ様です。

急で申し訳ないんやけど、○○君(同僚)から今日の朝に『熱が38度出て出勤できません』って連絡きて・・・。

もう代わりがシンゴさんしかいなくて・・・。

今日、本当に申し訳ないんやけど出勤できますか?」

という申し出でした。

 

鉄板の「シフト勤務者あるある」ですね。

 

今日は、家に帰ったら阪神巨人の

プロ野球オープン戦を見ながら、ケンタッキーフライドチキンと久しぶりのビールを楽しむという壮大な計画(笑)を立てていましたし、

なんせ5時間ほどしか寝ていない睡眠不足の状態だったので、

「いやあ、今日は外せない用事がありまして・・・」とウソをつく選択肢もあったのですが、上司のお願いの言葉の語尾から

0.01秒くらいで

「はい、わかりました。出勤します」と

答えていました。

 

カッコつけるわけではありませんが、

発熱等でダウンしたりは自分にも可能性があり、そこは自分がそうなった時にお互い様ですからね^ ^

 

けれど、京セラドームから自宅に引き返す途中、僕は二つの事を思っていました。

 

「よし、今日働いたら○○円稼げるから、

今月もう一回寿司食いに行こう」というのと、

 

「よし、あんなに爽やかに『出勤します』って言ったからには、これ俺の好感度爆上がりちゃうんか?」と。

 

1個目はさておき、2個目のゲスさ(笑)。

 

これについては書こうかどうか迷いましたが、

僕のまだ人間的に未熟な部分をさらけ出してこそ、このブログを書く意味があると思うので、

白い目で見られるのを覚悟で書かせていただきました。

 

あと睡眠不足の状態で休日返上したからには、

これくらいポジティブ(?)に思わないと、

やってられないっす^ ^

 

まあ2個目の思いに関しては、

僕の思惑通りにならず、今後

「とりあえずアイツに頼んだらエエわ」と

便利屋のように軽く見られる可能性も大いにありますけど(笑)。

 

そんなわけで、夜の20時過ぎまで

1日みっちり働かせてもらいましたが、

夕方はもう眠たすぎてフラフラでしたね^ ^

 

よく頑張った俺。

 

ただ、今回の申し出に即座に「はい、わかりました」と素直に答えられたのは、先ほど書いた2つの思いは後付けで思い浮かんだものであって、

実は最近の自分にかなりの影響を与えている

一人のお坊さんの存在があるんですね。

 

それが、金峯山修験本宗の僧侶であり、

大峯千日回峰行者(大阿闍梨)の称号を持つ

塩沼亮潤さんです。

「クレイジージャーニー」というテレビ番組にも出演されたことがあるので、ご存知の方も結構おられると思います。

(画像は拾い物です)

 

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(奇しくもこの記事を書いている段階で、

ちょうどここを書いているあたりで日付が変わりましたが、本日3月15日が和尚様のお誕生日です。和尚様のことを調べる際さっき知ったのですが、このシンクロにビックリしました!)

 

今回は長くなるので、千日回峰行については

書けませんが、動画リンクを貼ったのでご興味のある方は是非ご覧ください。

 

この荒行中の荒行の賛否、良し悪しなどは

個々の考えに譲るとして、まあとにかく

この方のやった「行(ぎょう)」の凄まじさ

(1300年間で成功したのが2人だけ!)に比べたら、僕の休日出勤なんか屁みたいなものです。

出勤することで割増のお給料まで貰えるのだから、

僕なんてむしろ幸せ者としか言いようがありません。

 

今回の急な休日出勤の数日前に、塩沼和尚の動画がYouTubeのオススメに登場してきて、

 

「すげえなこの人は・・・」と感嘆しきりだったところに、今日の急な出勤要請があって、

昔の僕なら「ええ〜、せっかくの休みやのに〜」と嘆いたでしょうが、

ここ数年の精神的成長と塩沼和尚の動画が

僕に「こんな事(休日出勤)なんでもない。

むしろ感謝。」と捉えさせてくれました。

 

本当にこの出会いに感謝の念でいっぱいです。

 

まあ、申し出を快諾してからゲスい事考えましたが、そこはご愛嬌で(笑)。

 

今日書いたことは他の人からしたら、

「なんだそれ?」と思われるかもしれませんが、今回の事に限らずここ数年、本当に何か不思議な巡り合わせが多いというか、

天が僕に色んな気づきを与えるような事や、

試すような事を用意してくれているような気がしてなりません。

 

それらを試練というのか、導きというのか、

どう表現するのが適切なのかはその事象にもよりますが、

とにかく経験の一つ一つを「有り難い」と

感謝の気持ちで噛みしめて、また明日から1歩1歩人生の道を歩んでいきたいと思っております。

 

今日は少し大袈裟な記事だったかもしれませんが(笑)、塩沼和尚への感謝の気持ちを綴りたく書かせていただきました。

 

今日も最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。